面白い漫画に出会いました!
その名も「執事たちの沈黙」。
なんとかランキングの上位に来ているのをよく見かけましたが、執事との恋愛話には全っっっ然興味がなかったためずっと避けてきていました。
でも夕べなんとなく読んでみると、めちゃくちゃ面白くてあっさりハマりました。
というわけで今日は「執事たちの沈黙」について書いてみたいとおもいます。
よろしく!!
目次
執事たちの沈黙とは?
作者:桜田 雛
発行: 2016/11/25
簡単なストーリー:気が強くて高飛車なお嬢様椿と、完璧な執事に見せかけておいて実は女遊びとギャンブルが趣味の和巳の爆笑ストーリー。
執事たちの沈黙!ネタバレにならない程度のあらすじ
和巳は箱入り娘、椿の執事として働いています。
料理上手で品行方正、お使えする椿のわがままにも屈することなく日々頑張る執事。
・・・というのは表の顔であって、裏の顔はただのパチンコと女遊びをこよなく愛するどうしようもない男でした。
思春期でわがままにいっそう拍車がかかる椿のお世話でストレスがたまると、憂さ晴らしのため髪形を崩してメガネをかけ、ラフな格好に着替え(変装)パチンコへと繰り出します。
ある日和巳がいつものように変装して憂さ晴らしをしていると、通りで椿の叫び声が聞こえてきます。
スリにスマホを奪われた椿が犯人を追いかけていたのでした。
しつこく追われていらだつ犯人が投げた小石が椿に当たり、椿はバランスを崩します。
とっさにかばった和巳。
ちゃらい格好で繁華街をウロついているところを見られてしまった和巳は慌てて弁解しようとしますが、なんと椿は和巳の変装に気づいていない様子でした。
その上、いつも生意気で高飛車な態度の椿の様子がなんだかおかしい・・・!!
そうです。
椿はピンチを助けてくれた和巳に恋をしてしまったのでした。
細かいところに注意を払いながら読むと面白さ倍増!
ストーリーの面白さに夢中になり、次々読んでいる時は見逃しがちですが、絵の細部にも注目しながら読むとさらに楽しめます。
特に注目すべきは和巳の表情。
品行方正な執事の姿の和巳のときも、時々彼の「素」の表情が浮かんでいるのですがそれがたまらなく面白いです。
また、丁寧に描かれているヒラヒラのエプロンや、ハンバーグにチーズを押し込んでいる姿や、変装して椿にニンジンを茹でてあげているときの表情など、とにかく笑えます。
それから飼い猫の歳三がめちゃくちゃ可愛いので必見!
執事たちの沈黙の感想!和巳がかっこいい
正体を知らないまま、素行不良の時の和巳に恋をしてしまった椿でしたが、和巳が意外に冷静なのが良かったです。
自分に夢中になっている椿に可愛げを感じつつも、自分を諦めさせようと必死なところが(・∀・)イイ!!
だってあっという間にお嬢様と執事の禁断の恋的な展開になったら面白さゼロじゃないですか。
私のような大人な女には、「執事が小娘にぞっこんイケナイストーリー」は通用しないわけですよ。
椿の乙女全開モードにドン引きしている和巳の表情とか、高飛車な椿にイラッとしているところとか、諦めさせようと画策する数々のシーンとか、ギャグ要素満載で最高です。
ちなみに・・・自ら「クズ」認定しちゃってる和巳ですが、毎日無遅刻無欠勤でまじめに働いてるし、料理のスキルは無駄に高いし、イケメンだし、頭良さそうだし、普通にイイ男だと思うんですが。
和巳、めちゃかっこいいです。
そして「歳三」になりきってる和巳もまたかっこいい。
椿になったつもりでキュンキュンしながら読むことをおすすめします。
↓最終回も最高!
執事たちの沈黙 13巻