おすすめ漫画・アニメ

【静かなるドン】最終回の感想|秋野さん・龍宝・鳴戸・イゴール・猪首!みんな大好き

2021年8月4日

何度読んでもまったく飽きることがない漫画、静かなるドン。
めちゃくちゃ長いけれど、時々憑りつかれたかのように読んでしまう、中毒性のある漫画です。

今日はそんな静かなるドンの最終回についての感想を書いてみようと思います。
 

ネタバレちょっとしてしまうかと。
まだ読んでない方は注意!
 

静かなるドン!最終回まで盛りだくさん

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】
静かなるドン 108巻

静かなるドン、ヤクザの話だけで収まらずマフィアまで出て来てかなり話が大きくなりましたけど、最終回よくまとめたな、という印象。
(めちゃくちゃ登場人物増えたよね)

あれだけとんでもない方向にストーリーが進んだ割には最後いい感じにまとまってました。
ただ、各登場人物に思い入れがある私としては寂しいラストだったことは否めません。

それではお気に入り登場人物のラストの感想を書いていきまーす。
 
 

秋野さんと静也の絆に涙

秋野さんと静也の関係についてですが、ブチ切れた静也が色々とやらかしてしまったことがきっかけで、2人はそれぞれの道を歩むことになりました。
 

秋野さんと静也の長い長い付き合いを思うと、なんか泣けるなあ。
本当に別れてしまったんだなぁ・・・と。
(初登場時の秋野さんなんて三つ編みおさげの可愛い女の子だったもんね)
 

ずっとずっと一緒にいたのに、ついにこの時がやって来てしまったか・・・という思いです。

でも、最後に名前で呼び合ったシーンは良かった。
あんなことがあったからにはあの結末は仕方ないと思うけれど、ホントいつかまた2人一緒になれたらいいなあ。
てかなってくれ!!
 
 

鳴戸さんと龍宝・イゴール・理江は・・・

前巻から私の密かなお気に入りなのが元殺し屋で、現在龍宝の舎弟のイゴール。
あの手刀で「シュッシュッ」ってやるのが可愛くて、彼氏相手に何度もやってしまったほど。

龍宝が面倒みそうな気はしてたけど、海外まで連れて行っちゃうとはねえ。
(なんだかんだ面倒見の良い龍宝くん)

そして、龍宝も大好きな鳴戸さんと合流できてよかった

理江もいることだし、またいつか静也とも再会する気がするなぁ。
鳴戸が「総長~~!!!」って言いながら顔出してそう。

私は静也が理江や鳴戸、猪首(龍宝も)とワイワイやってるのがすごく好きなので、またたまには再会してほしい。
 
 

猪首と静也はずっと一緒

静也は、自分に切られまくったせいで、顔に深い傷が残ってしまった猪首のことを気にしていました。
猪首のあの顔では今後も極道以外は無理だろうということで、一生面倒をみるしかないと考えます。

秋野さん、鳴戸さん、龍宝はいなくなってしまったけれど、猪首はずっと一緒!

そこは単純に良かったなと思います。

最初から最後まで、一度も静也から離れなかったのって猪首ぐらいだもんね。
(あの鳴戸さんでさえ暫く離脱してたし)
 
 

馬場花子写真展に秋野さんと静也の写真

個人的にじーーんと来たのが馬場花子の写真展のシーン。
逃野先輩や部長など、馴染みのメンバーが出て来ます。

色んな写真がある中、元副社長(奥様)がじっと見ていたのが静也と秋野さんが穏やかな笑顔で下着について談笑しているシーンをとらえた1枚でした。

追憶というタイトルがついたその写真を眺めながら「確かにふたりはいたのよね・・・」と。

 

あんな感じで会社をやめた静也はもう二度とプリティに現れることはないし、それは秋野さんも一緒。

 
あれだけキャラの濃かった静也と、チーフから始まって最終的にはプリティの社長にまでのぼりつめた秋野さんがいないって寂しいなあ。
でも、プリティには確かにあの二人がいた。
 

この最終回の中でも記憶に残るシーンでした。
 
 

静也と猪首の最後のシーン

秋野さんや鳴戸、乳栗やプリティの社員たち・・・静也の周りにいた賑やかな人たちがみーんないなくなってしまいました。

静也が長年描いていたゴールが現実になりつつある状況の中で終わりを迎えたこの漫画ですが、やっぱりちょっと寂しいかな。
でもようやく龍子と描いていた現実が見えて来たわけだから喜ぶべきなのかも。
 

それに、秋野さんはいなくなっちゃったけど、静也は今でも秋野さんにもらったなぎの護符を大事に持ってるんだもんね。

そして、昔と変わらず静也の隣には猪首がいる。
そこはちょっと嬉しかった。
 
 
静也は兵隊の私物化というか、秋野さんやプリティ絡みで自分とこの組員を動員することが多々あり、そこだけは「オイオイ!」って思ったりもしたけれど、それ以外は良いドンだったと思うんだよね。

変に抗争を煽ったりしないし、無駄な戦いを避けようとしてたし。

 
下着デザイナーの仕事が大好きで、何としてでもしがみつきたかったはずの仕事を捨てなきゃならなかったのは辛かったと思うけれど、なぎの護符を大事に、自分が目指した道を歩んでいっているのはさすがだなーと思います。
 
 

静かなるドン最終回感想まとめ

静かなるドン、最初から最後までホント最高。
運命だとか血だとかに抗って生きる静也にはものすごくエネルギーをもらいました。

笑いあり、涙ありの最高の漫画です。

めちゃくちゃ長いけど、これからも何度も読むはず。
終わり方含め、良い作品でした。

静かなるドン、最高!
 
 
最後まで読んでしまったドン大好きさんはこっちもどうぞ↓

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】
「静かなるドン」完全データブック 1巻

作品誕生の秘密から、登場キャラクター紹介、名場面集、極道の名門・近藤家の大解剖など、「静ドン」のすべてがわかる完全ナビ本です!
 
 
海腐関連について書いた記事はこれ↓

 

 
 
映画・ドラマ・アニメ好きの方に31日間無料のU-NEXTがおすすめ!




 

31日もあったら好きな漫画読み切れるし、長編ドラマも見放題でしょ。

スポンサードリンク



スポンサードリンク



CATEGORIES & TAGS

おすすめ漫画・アニメ, ,

Author:


  1. 通りすがり より:

    ずっと気になってた漫画で、最近Webコミックで睡眠時間削り一気に読み切りました。同じ感想ですね。
    明美さんが静也と一緒になり幸せになるハッピーエンドを期待してましたが、残念(まさに念が残る)。それにしても、明美さんを泣かせ過ぎ。幸せにしたれよ、別々の道ってまたそこで頑張りが必要、これは読者はキツイ。
    雑誌の休刊が見えていたことから再開に備えて続けられる終わり方だとこのストーリーにせざるを得なかったかなと。
    そのためか回収できてない(まだ使える)伏線がありこれを回収すべく、その後の静かなるドン を描いて欲しいなと思います。
    ・ウェディングドレス→偽装結婚で出て来ますが、明美デザインとすれば、アウター挑戦につなげられる。フランス留学時にデザインしたもの。本当の結婚式でこれを着たことで評判になるとか。
    ・最後に伊豆の温泉に行っている→子宝で有名。明美はここで妊娠し、香港で出産、名前は以前偽名で使った、静明とか。香港マフィアにさらわれて、静也に助けを求めるが、武装解除してるから情報戦と頭脳ゲームで解決とか、、、
    ・ヤクザの合法化→龍馬との約束は統合と合法化。チップと政界人脈を使って法案を成立とか
    ・プリティ元副社長の考え→統率力を買って静也が社長、明美はチーフデザイナー、経営が傾いたことが伏線にあるので、この体制で建て直し。
    続編出ないかなぁ。連載でなくても、10話読み切りとかでも良いので。

    • hisomukyodai より:

      通りすがりさん

      コメントありがとうございます。
      しばらくブログが開けなかったため、返信おそくなり失礼しました。

      わかります、わかります。
      初登場時は三つ編みのかわいい若手社員だった明美さんですが、静也との出会いで人生が大きく変わりましたよね。
      最後は全てを手放してまで静也を助けたのに、結局別々の道に進むのか!!!とかなりショックでした。
      もう散々巻き込んでるんだから、ラストはちゃんと一緒になってほしかったです。

      続編読みたいですよねー!
      私もまだ読み足りないです。
      本当、続編でその後について描いてほしいですよ。

      静かなるドンは最初から最後まで全部良かったのですが、静也と明美さんの最後だけが唯一本当に残念だったので、続編ではまた二人が一緒になる設定で描いてほしいです。
      ところで、通りすがりさんの伏線回収ストーリー素晴らしいですね!
      全部読んでみたいですもん 笑
      明美さんのアウターフィールドでの活躍や、静明の誕生、ヤクザの合法化、それから静也と明美さんのプリティ復帰などなど、ストーリーを思い浮かべるだけでワクワクします。
      こりゃ10話読み切りじゃ足りないですね。
      このストーリーでまた連載始めてほしいなあ・・・。

      通りすがりさんのコメント読んでたら、また静かなるドンを最初から読み直したくなりました。
      寝不足になるので平日は避けてるのですが、近々また一気読みしそうです 笑

  2. 通りすがり より:

    反応ありがとうございます!!!
    1点訂正、”香港”って書いてましたが”シンガポール”の間違いでした。

    あれから後半部分(80巻以降)を読み返し、最後の終わり方について新田先生のお考えを理解しようとしてみました。
    ・秋野は近藤を狂暴にするスイッチをONにすることができてもOFFにできないことが分かり、
    どちらかが死ねばもう一人も生きてはいられないという極端な共依存状態(お互いを愛しているが故に護りあう)がこのスイッチの特性によりねじ曲がっている(近藤は秋野の命を奪う可能性がある)ことが判明した。というのが、ラストの「別々の道(お互いに愛していて大事な存在だからこそ別離する)」につながっていると思います。
    これを乗り越えて(私が勝手に考えるハッピーエンド)一緒に暮らすためには、このスイッチを近藤が制御できるようになる必要があるが、秋野が死ぬことでのみ制御できるのかできないのかがわかるというなんともシェークスピアにも通じる皮肉な終わり方かと。
    秋野と近藤が結ばれることを目指す方向の続編(事後談)とするのであれば、この”スイッチ”を近藤がコントロールできるようになっていることが必要。この2人以外の登場人物は裏切り、心変わり、成長となんでもありの無法地帯なのですが、続編にするのであれば上記の伏線を回収しないことには話を始められないと思っています。
    例えば、シンガポールの秋野が誘拐されて、近藤が助けにいく、目の前で殺害されるが
    近藤のスイッチは入らない。死んだと思った秋野は仮死状態で一命をとりとめる。
    などなど、既視感満載ですが。。。勝手に妄想してストーリー作ってみようかな?
    ご要望あればコメントに掲載します。

    • hisomukyodai より:

      通りすがりさん・・・
      妄想ストーリー、めちゃくちゃ面白いです。
      読み返して新田先生の意図を読み取ろうとしているだけあります。

      スイッチの制御・・・近藤には難しいだろうなあ。(あの暴れっぷりでしたからね・・・)
      でもそこを何とか乗り越えて秋野さんと一緒になってほしい!

      妄想ストーリー、ぜひ読みたいです!!
      ぜひお願いします。
      あ~~楽しみが増えて嬉しいです。

  3. 通りすがり より:

    ちょっと考えて、少しずつ投稿しますね。
    自分の中で、もやもやしてたので、妄想ストーリーで憂さ晴らしさせて下さい(笑)

    更に読み込んで、秋野と近藤はお互い何に惚れてるのか考えてみました。勝手な解釈ですが、
    近藤は秋野さんを理想の母親像として思っているのではと。サングラスを外した彼には叱ってくれる存在。だから、龍馬とは精神面で兄弟になるのではと。
    秋野は近藤の他の人の幸せばかり考えて行動するところに惚れている。ただ、自分が静也の中では一番であると思っていたい。
    だんだんこの傾向は強くなっていって、最後は”子供”である龍馬、静也に対して「私のために動きなさい」といった強烈なサディストの側面を見せる。秋野のサングラスの近藤に対する究極の甘えですな。この甘えを許してくれるところに秋野は惚れているのではと。

    といったあたりを背景に考えてみますね。

    • hisomukyodai より:

      通りすがりさん

      頂いてたお返事、今になって突然いっぺんに表示されました!
      (毎日チェックしてたのに)
      返事が遅くなり失礼いたしました。 
      ボリュームのあるストーリーにびっくり&感激しています!
      ありがとうございます。

      これから外出なので帰宅したらじっくり読ませて頂きます。
      取り急ぎお返事まで。

      • 通りすがり より:

        妄想ストーリーは
        Act10くらいにはなりそうです。
        少しずつあげていきますね。

  4. 通りすがり より:

    全体状況のプロットをお送りします。

    ●あの伊豆での別れから3年後 
    Act0 : それぞれの道
    ・近藤は鬼州組と新鮮組と兄弟の盃を交わしたが、「組」を合法的なカタギの仕事をする「株式会社」として立ち上げ、組を完全解散させた。
     龍馬が残した莫大な財産(8000億円)を会社立ち上げのための資金とし、引き換えに株式を保有する持株会社(AS-Holding Company ※)を設立した。
     これまでのシノギ⇒上納金から、カタギの事業⇒株式の配当金といった収益事業化により、元組員(社員)と家族の生活を守ることを実現した。
      ※Advanced Shinsen Holding Company が表向きの社名であるが、本当は Akemi-Shizuya Holding Campany である。
     近藤静也はこの持株会社の代表権を持つ会長となっている。
     副会長のポストは当初近藤の母親である妙が座る予定であったが、固辞したため空席。次期会長のポストでもあるため、事業運営に復帰してきた生倉がこの椅子を狙っている。

    ・鳴門は相変わらずギャンブルに数千万円をつぎ込みながらも、秋野と結婚寸前まで行った佐々辺と共同して、抗争で犠牲となった元組員やその家族の生活を支える「ASあしなが育英会」を運営している。
     近藤はこの事業を抗争で死んでいった仲間たちへの罪滅ぼしの一環、社会安定化に大事と考えており基金の設立、運営を持株会社としても強くサポートしている。

    ・理江は、鳴戸に同行してギャンブル三昧の日々を送っていた。妙がツボ振リをやっていたことを聞き、現代のツボ振りであるカジノディーラーに興味を持つ。日本で合法的なカジノを開くことを夢見ている。
     近藤の発案でカクテルバーを全国展開するチェーン店のオーナー社長となり、最近10店舗目がオープンした。
     どの店もちょっとおしゃれなカクテルを格安で味わえる店として繁盛している。
     銀座の本社ビルに併設されているバーカウンターでは、理江自らシェーカーを振っている。
     このバーにはVIPルームが2部屋あり、1つは「ドンちゃん専用VIPルーム」となっている。この部屋には、朝まで飲めるように?と、なぜかベットとシャワーがある。
     ただ、このバーカウンタをオープンしてから近藤は1度も来ておらず、理江は不満で爆発寸前になっている。

    ・プリティ-ラムール・エテルネル合併会社は、社長であった秋野が雲隠れしたことで、チーフデザイナを失い、また、同時にヨーロッパ市場への足掛かりを失ってしまった。
     商品開発力と会社全体の事業へのモチベーションも秋野が支えていたことから、赤字体質となっていた。
     経営の失敗から借金が積みあがっており、向こう10年間は利益を返済に充てる必要があるなど、苦しい状態。
     元々秋野がこの会社の社長を引き受けたのは、河合元副社長から頼まれた、近藤を闇の世界ではなく表の世界につなぎとめるためであり、近藤がいなくなった状況では、戻ってこれないと考えている。
     秋野が雲隠れする前に岬に託した愛倫の遺産で借金返済まではできたが、赤字体質の改善は見えない。

    ・秋野はシンガポールで「近藤明美」と名乗り、フリーのデザイナとして職を得ている。
     3年前の伊豆旅行で静也の子を身ごもり、シンガポールで出産、男の子で「静明」と名付け1人で育てる覚悟を決めた。(国籍とか出生届とか子供の名字とか細かい話は気にしません)
     AKI-Lineを封印したため、かつてのような名声が得られることはなく、シンガポールの小さな下着メーカの外部デザイナとしてほそぼそと育児と仕事を両立させていた。
     ただ、天性のデザインの才能は衰えておらず、商品の売り上げは好調であった。
     シンガポールの下着会社からは、専属のデザイナとなることを条件に展示会(コレクション)に出品しないかと誘いを受けている。

    ※新田先生や出版社などからクレームありましたら即削除でお願いします。
     といったこともありますので、本文章の責任や各種権利はスレ主さんにご迷惑をおかけしないため「通りすがり」保持とさせてください。

    • 通りすがり より:

      ●Act1 : プリティ社にて
       なんとか経営危機は脱出したものの赤字体質は変わらず、第3デザイン室の外国人デザイナーは秋野がいないプリティはいても仕方ないと辞めてしまった。
       そんな折、秋野の弟の年彦がバイク便として小包を届けにきた。
       差出人は”秘山秋子”となっている。年彦に差出人は誰かを聞いても「僕もわからない、別の人から受け取って届けに来ただけ」と言うのみ。川西部長は「ひみつのアッコちゃんか?」とおどけている。
       開けてみると、下着のデザインシートと試作品が入っていた。
       早速モデルに着せてみたところ、簡素なデザインながらも、軽い、締め付け感がない、アウターに響かないなど高評価であった。

       秋野から経営を引き継いだ岬は「これは会社を心配した秋野が送ってきたものに違いない」と考え、秋野に「戻るところがある」というメッセージを送るべく、量産化することに。
       社員たちも雲隠れした秋野が自分たちを心配してくれているんだと安堵の表情を浮かべる。
        ※この下着はこの後ロングラン商品となり、経営を支えることとなる。

      ●Act2 : 近藤静也記念館
       静也は、乳栗に作らせた近藤静也記念館を自宅として暮らしている。
       元々自分が死んだあとに「デザイナー近藤」が生きていた証を残したいと考えて作った建物であったが”抗争”がなくなり、自宅として、ここから持株会社に出勤する日々を送っている。

       本宅は老人ホームとして改装し、母親である妙をそこに住まわせていた。引退した元組長らもここに住まわせ、和気あいあいと、のんびりとした余生を過ごせるようにしている。
       妙には”老人ホーム”であることは言っていない。

       年彦は、バイク便を続けながらコピー機の受託販売とメンテナンスの仕事にも再び関わっており、コンツェルン全体に自由に出入りしている。
       近藤はこれを利用して、年彦から各会社の状況を聞き、問題があれば対処するようにしている。
       年彦は姉が最も愛した人ということに加えて、やくざ稼業から足抜けさせてもらった恩や周りの幸せを考え行動する近藤の人となりに惚れており、どこまでもついていく覚悟。

       2Fの寝室は相変わらず秋野さんの巨大パネルがおかれており、静也は変わらぬ愛を誓いながらこの部屋で眠りにつくことが日課となっている。

       地下の一室は、静也の隠れ家兼アトリエとなっており、静也が本当にやりたかった下着のデザイン・試作室になっている。
       机は2つ置かれていて、かつてのプリティ社の”秋野先輩”と”近藤社員”の並びとなっている。
       近藤の机の上には、さりげなく「凪のお守り」が秋野先輩の机に寄り添うように置かれている。
       近藤は、表の顔はコンツェルンの会長であるが、裏では(趣味?自分を取り戻すための手段として)下着のデザインを続けている。

       ”秘山秋子”は実は近藤であった。自分がプリティ社の筆頭株主となっていることから、近藤の名前を出してデザインを送ると採用されてしまう。公平に判断してもらえるよう、匿名でデザインを送っている。
       かつてのお調子者の近藤はなりを潜め、自制心を持った人柄となっていた。
       相手のことばかり考えて、自分を犠牲にして行動するところは相変わらず。

      • 通りすがり より:

        ●Act3 : 凪の葉の秘密
         このところの近藤は「凪の葉」を眺めながら物思いにふけることが多く、猪首は、近藤が秋野のことが忘れられずにいるのであろうと心配していた。

         そんな折、近藤から猪首に「凪の葉」に関する調査依頼があった。

         凪の葉の繊維は一方向で強く、容易には切れないことから、鎌倉時代の頼朝と政子の強い絆を示すものとしてあがめられており、伊豆山神社ではお守りとして売られている。
         近藤はこの凪の葉の繊維を使って、糸を紡ぎ布とすることで何か機能を持った素材とできるのではないかと考えての依頼であった。

         しばらくして、いく種類かの試作品が仕上がってきた。
         適度な伸縮性があり、混入量によってホールド性を自在にコントロールできる素材と分かり、さっそくこの布を用いた下着を試作し、年彦に頼んで”秘山秋子”としてプリティに届けさせた。

        ●Act4 : プリティ社にて
         少し時間がさかのぼるが、1つ前の”秘山秋子”作品の「ふんどしパンティ」で大騒ぎとなっていた。
         プリティの社内では「秋野さんがこんなデザインのものを送ってくるはずがない。」、「時代を先取りして秋野さんがデザインしてきたものだ。」、「実は変態デザイナーの近藤ではないか?」といった論争が起こっていた。
        が、秘山秋子は秋野だと疑わない岬社長が大英断を下し、販売を決めるといったすったもんだの状況であった。

         岬自身も半信半疑での発売であったが、締め付け感の無い、くつろぎをもたらすナイトウェアとして好調な売れ行きであった。
        岬は、”秘山秋子”は秋野であるとますます確証を持つ。

         そんな折に、冬彦が「凪のブラ」を持ち込んだ。迷うことなく量産化することとなったが、元プリティ副社長の河合より「このまま秘山秋子に甘えるわけにはいかない。秋野さん無一文で出ていったんだから苦労しているはず、居場所を探してきちんと契約しましょう。」
         これがきっかけとなり、秋野の居場所を探すことに。
         年彦は秘山秋子が近藤であることを知っているが、あの日以来、音信普通になっている姉(明美)の居場所を確かめるため、知らぬふりをして居場所捜しに加わることにした。

         しばらくして、ファッション雑誌の広告記事に掲載されているシンガポールの小さな下着メーカの広告記事が目に止まった。
        来月、展示会(コレクション)があることを告知する内容であったが、出品する何人かのデザイナーの1人に「近藤明美」の名前があった。これは秋野ではないかと推測し、シンガポールに向かうことに。

        • 通りすがり より:

          ●Act5 : シンガポールにて
           秋野はシンガポールで「近藤明美」と名乗り、静明を育てながら、住まいであるアパートの一室をアトリエとして下着デザイナーでなんとか生計を立てていた。
           お世話になっている下着メーカの展示会(コレクション)に出品することとなり準備を進めていた。

           そんな折、日本から年彦、河合元副社長が訪ねてきた。
           ドアがノックされ「アネキいるか? 俺だよ年彦だよ」との声に、思わず扉を開く。静明がトコトコと走ってくる。
           (年彦)「アネキ、探したぜ、連絡ぐらいよこしてくれよ・・・この子は?」
           (秋野)「私と静也さんの子よ。1人で育てていこうと決めたの。」

           河合元副社長から、近藤はヤクザをすべて解体しカタギにし、株式会社として上場も果たしたことを伝え、今の近藤であれば、秋野の前で近藤は自分を隠す壁であるサングラスを外すであろうことから一度日本に帰ってこないかと誘いかけた。
           さらに、河合元副社長から、”秘山秋子”が時々試作品を送って来ると話をしながら、おもむろに”凪の葉の繊維”を使った下着を取り出した。
          ”秘山秋子”は秋野ではないかと問いただしたが、秋野は私では無いと否定した。イチから捜し直しと残念に思いながらも、秋野が元気でやっていることに安堵し、「展示会が終わったら一度日本に帰ってこないか」と言い残し、河合元副社長と年彦はアパートを後にした。

           部屋から河合元副社長が出ていった後、しばらくして、年彦だけが戻ってきた。
           年彦は、秘山秋子は近藤であること、コンツェルン会長業の傍ら、自宅のアトリエで今でもデザインを続けており、デザイナーの道を今でも捨てていないことを伝えた。
          ただ、近藤はプリティの筆頭株主となっていることから、近藤の名前を出さないようにしているとのことであった。
           秋野は、龍馬と思い描いていた理想の世界が実現できていることを感じ取り、近藤に会いたいとの思いが募る。

          • 通りすがり より:

            ●Act6 : 誘拐
             河合元副社長と年彦が帰国し、岬社長には秘山秋子が秋野ではなかったことを伝え、
             秋野がシンガポールで元気にやっていることが分かっただけでも良かったこととしていた。
             プリティ社内は河合元副社長、岬社長以外は近藤が筆頭株主であることを知らない。

             帰国して数日後、明美から年彦へ突然の電話があった。静明が誘拐され、展示会への参加を
            断念しないと返さないと言っているとのこと。静也に助けて欲しいと伝えてと話があったところで、
            電話が切れてしまった。
             年彦は急ぎ近藤に連絡したところ、羽田に向かえとのこと。

            ●Act7 : シンガポール再び
             年彦が羽田の待ち合わせ場所に行くと、サングラスの近藤がすでに来ており、隣には乳栗がいた。
             近藤のプライベートジェットでシンガポールに向かうことに。
             飛行機の中で、年彦から明美の近況、静明のこと、秘山秋子が近藤であることはプリティには
            バレていないことを伝えた...

             近藤と年彦は秋野のアパートに向かう。そこには取り乱した秋野がいた。抱きしめ合う2人、
            3年ぶりの再会をかみしめる暇もなく、
            (静也)「明美、静明が拐われたって、どういうことなんだ」
            明美は静明が戻ってくるなら展示会から手を引くと言う。近藤はマフィアの言うことは信じられない、
            手を引いても静明が帰ってくる保障が無い。(静也)「俺がなんとかする」

            静也は乳栗に命じて、静明の居場所を探させた。どうやら港の倉庫にいるらしい。

            ほどなくしてマフィアから連絡があり、明美と入れ替わるのであれば静明を返すとのこと。

          • hisomukyodai より:

            Act6,7読みました。

            きゃーーーー!!
            待ちに待った秋野さんと静也の再会!これは嬉しいです。
            しかも「明美」と呼び捨てなのがキュンキュン来ます。

            やっぱり静也はかっこいいですね。
            静也がそこにいるだけで安心できるというか・・・。
            「俺が何とかする」という一言だけで、心からホッとできる気がします。

            静明はきっと無事だろうと信じていますが、明美と入れ替わるのが条件っていうのがまたひどいですよね。
            静明も明美もどうか無事でいてほしいです。
            (ドキドキ)

          • hisomukyodai より:

            Act5読みました!

            河合元副社長と秋野さんの再会が嬉しいです。

            凪の葉の繊維の下着、秋野さんも見たんですね。
            元副社長、それが凪の葉の繊維を使ってできていることを説明してくれたかなー。
            そして秋野さんは「凪の葉」でピンと来たかなーとドキドキしました。

            年彦、グッジョブ!きちんと静也の近況を報告してくれるとは。
            静也がデザイナーの仕事を好きだったことは秋野さんも十二分にわかっているので、彼がまだデザインしていると知った時は嬉しかったでしょうね。
            元副社長も帰国を提案していることだし、一旦日本に戻るのかな?
            日本に帰ると静也に会える可能性もありますしね。

            今後の展開が楽しみです!

            そして、河合元副社長は静明を見て喜んでくれたんだろうなと妄想しています 笑
            きっとあやしてくれたんだろうな、と。
            幸せ妄想タイムをありがとうございます 笑

        • hisomukyodai より:

          Act3,4読みました。

          凪の葉の繊維を使った下着ってロマンチックですね。
          しかしながら、アイデアが凄い!
          このアイデア、下着メーカーの方が見たら試したくなるでしょうね。

          凪の葉の下着という素晴らしい商品を作りだせる能力があるにもかかわらず、その一方で「ふんどしパンティ」笑
          しかも既に変態デザイナーの近藤だとバレてるのが笑えます 笑
          そして岬ちゃんも頑張ってますねー。
          秘山秋子が近藤静也だとバレた時の落胆ぶりは目に見えているので少々気の毒ですが 笑

          元副社長、さすがです!
          心強いなあ。
          こういうセリフ、言いそうですよね。
          そしてそして、ついにデザイナー近藤明美が展示会に参加!!待ってました~。
          懐かしい顔との再会が楽しみです。

          +++++++++

          今回も面白かったですー。
          凪の葉の下着のアイデアが素晴らしい。(食いつきすぎですね笑)

          そして、近々秋野さんが秘山秋子のことを聞かされるのかもしれないと思うと、ワクワクです。
          秋野さんなら話を聞いただけでも秘山秋子が近藤だと分かるかもしれない・・・!
          (特に「ふんどしパンティ」について聞いたら一発でわかりそうですよね 笑)

          Act5を読むのを楽しみにしています。
          いつもありがとうございます。

          • 通りすがり より:

            ありがとうございます。
            感想を頂けると励みになります。

            ふんどしパンティは、足の付け根にゴムが入っていない、腰ではくもの全般を言うみたいです。一昨年くらいから結構流行っててリアルにユニクロとかで売れてるみたいです。
            昔ながらの折り返すタイプもあり、こちらは介護にも使われてます。

            凪の葉は大河ドラマで伊豆山神社が出てきたことから無理やり使ってみました(笑)
            この後、妄想ストーリーとしてどう展開しようかな?

          • hisomukyodai より:

            ふんどしパンティ、聞いたことはありましたがユニクロでも扱っているとは・・・!
            さらには介護用まで。
            気になってググってみたら色んなデザインのものが出て来て驚きでした。
            レビューも結構良いんですね。
            確かにナイトウェアとしては最適かもしれませんね。

            Act5まで読ませて頂きましたが、もう楽しくって!
            ぜひ通りすがりさんの思うまま書いていただければ。
            平凡な日常に刺激を与えて頂き感謝しています。

          • 通りすがり より:

            ●Act8 : 港の倉庫
            港に向かう。
            静也は、静明と初めて会うので、どんな感じかわからないとつぶやく。
            明美は鏡を取り出し「静也さんと瓜二つよ。間違えようがないわ。」

            港の倉庫に着いた。
            明美と年彦はマフィアの前に進み出た。静也は陰で見守っている。
            (マフィア)「お前が近藤明美か?、ガキはあそこにいる、お前はこのイスに座れ。」
             別のマフィアがさるぐつわをはめた静明に銃を向けている。年彦が近づこうとすると、動くなと止められた。
             明美は「静明を返して!」と訴えるが、明美が来るのが先と譲らない。明美はゆっくりとイスに向かう。
             座ったところで縛りつけられてしまう。「言う通りにしたわ。静明を返して!」
            (マフィア)「何か勘違いしてないか?何も無しで返せるわけないだろ。」
             年彦を見て「無事に返して欲しければ、10万$持って来い。明日までにだ。」

             物陰から近藤が現れるマフィアはとっさに懐から銃を取り出し、引き金を引くが全く当たらない。
             別のマフィアは静明に銃口を向けている。静也は少しずつ近づいていく。「これ以上近づいたらこいつを撃つぞ」と叫び声を発し、一発の銃声が響く。そこに、静明をかばうように飛び込んで来たのは明美だった。イスに縛りつけられたまま倒れる明美。
             静也はものすごいスピードで駆け寄りパンチを浴びせる。崩れ落ちるマフィア。
             あわてて明美の元に駆け寄る。「静明を」の言葉を残し、明美は意識を失う。
             怒りで我を失いそうになったその時、静明の泣き声が聞こえ、フッと我に帰り明美の顔をみる。まだ息をしている。

          • hisomukyodai より:

            Act8読みました!
            ハラハラドキドキの展開ですね!
            しかしながら、マフィアは嫌ですね~。
            子供を誘拐したり銃を向けたり、身代金を要求したり・・・!
            けしからん。

            明美さんの勇敢さは相変わらずですが、とても心配です。
            かすっただけなのか、大事になっているのか。

            これまでだったら怒りで我を忘れてしまう静也が、静明の泣き声で戻って来られたのが良かったです。
            これは非常に大きな進歩ですよね。
            続きが楽しみです!!

          • 通りすがり より:

            ●Act9 : 病院にて
            銃弾は心臓の真上に当たっていたが、身につけていた「凪のブラ」が盾となり、銃弾は浅いところでとどまっていた。

            手術の翌日、静也は乳栗に静明の子守を任せ、明美の病室に向かう。

            明美は起き上がれるところまで回復していた、思ったより早く明後日には退院できそうだ。

            抱きしめあう2人。
            明美は静也に「どうしてあの時マフィアに向かっていったの」
            「銃は一見して粗悪品でまっすぐ飛ばない、全部撃たせた後で殴ってやろうと思った。ただ、もう一人が静明をいきなり撃ったのは予想外だった。こんなことになってすまない。」と詫びた。
            静也は、あのときの明美のとっさの動きを見て、”戦闘能力”が衰えていないと感じていたが、ここシンガポールで静明を守るのは自分しかいないと考えた上でであろう思い、黙っていた。

            (明美)「静也さん、あの時、あたしは死んでしまったと思った?」
            (静也)「わからない。ただ、以前の自分だったら生きているか死んでいるかに関わらず、愛の先には怒りがあってブチ切れていたと思う。でも、あの時、悲しみしか出てこなくて不思議と怒りの感情はなかった。いつも人を憎むな、自分が死んでも復讐するなって教えてくれてたから・・・」
            (明美)「今回もあなたに守ってもらったわ。静也さんすごく大きくなった気がする。」

            (明美)「ところでこの”凪のブラ”、これとてもいいわ。すごく動きやすいの、それでいてしっかりしているところはしっかりしてて。」
            (静也)「”凪の護符”を眺めてて、この繊維で布を作ったらどうかとひらめいたんだ。銃弾を跳ね返す力があるとは気が付かなかった。」サングラスの奥の目が輝いて、いきいきとしていることが分かる。
            (明美)「河合元副社長が先日来られた時に置いて行ったの。”秘山明子”デザインって言っていたけど”凪の葉の繊維”と聞いて、すぐに静也さんだって分かったわ。これを着けると、静明さんに抱きしめられている気がして・・・離れ離れになってあなたのことを忘れようとすればするほど思いが募るばかりで、、、あなたもヤクザをなくすために頑張っていて、成就したら迎えに来てくれることを夢見ていたの。そんな中で、静明を産んで、大きくなるにつれて静也さんそっくりになってきて、ますますかわいくなって、、、あなたへ思いを静明に注ぐことで私は幸せを感じていたの、、、静也さんは、”戦って”いたのよね、あたしこそごめんなさい。”秘山秋子”のことを聞いたとき、まだデザイナーへの道を捨ててはいないと感じてとっても嬉しかった。」
            (静也)サングラスをぐっと眉間に押し込み「こっちの道一本で行く決意だったけど、また嘘ついちまった。くじけそうになったとき、闇に飲み込まれそうになったとき、心の中の”秋野さん”に語りかけてた。”やればできる”ってずっと言ってくれていた。今やっと、龍馬と龍子さんと思い描いていた、ヤクザのいない世界の目途が立った。プリティも、旧鬼州組/旧新鮮組を解散した会社もすべてAS-Holdingグループの一員になって、株式市場に上場した。晴れてどこから見ても完全にカタギになった。」

            (静也)サングラスを外し「でもね、僕は、デザイナー近藤は、”秋野さん”のような才能は無く、美しいラインは描けない。でも最近思うんです。下着って文字通りの下に着るものではなくて、体の一部として生活を支えるものだと。仕事で動き回る方には何が求められるか、くつろぎやリラクゼーションが欲しい時はどうするか、出産子育て介護を助けるにはどうするか、乳がんで失ったものを取り戻す仕組み、、、ライフサイクルに合わせて必要なものってなんだろうって考えたらいろいろやることが見えてきて。派手さや美しさは無いかもしれないけど、人に役立つものを生み出すデザイナーになりたいって思ったんです。凪の葉の繊維も、伸縮性とホールド性を自在にコントロールできるような素材を探した中で見つけたんです。」

            (静也)「僕は、”秋野さん”にデザイナーとして認められたら告白しようとずっと考えていた。でも、”秋野さん”はヤクザのドンが好きなんだって感じて、ヤクザをカタギにすることで”秋野さん”と一緒になれると、でもいざ実現したら、ヤクザの近藤はいなくなってしまった。」

            (明美)「あたしは、ヤクザのドンが好きだったんじゃないの。静也さんの周りの幸せを考えて行動し実現するところが好きなの。」
            明美は病院のベットの上に正座して、深く頭を下げ「静也さん、ふつつか者ですが、静明と一緒に、静也さんの傍にいさせてください。」
            (静也)泣きながら、明美を抱きしめて「こちらこそ。一緒に暮らして、命をかけて、あなたを守ります。」
            (明美)顔を上げ、少し心配そうなほほえみを浮かべて「ダメよ、静也さんはほんとに命をかけてしまうから」
            (静也)照れた顔をしながら「わかりました。命は大事にします・・・」

            ●Act10 : 展示会
            明美は退院後、遅れていた展示会の準備を急ぎ進めることに。
            明美が考えたデザインのシルエットを出すための素材がシンガポールでは手に入らずあきらめかけていたが、「凪の葉の布」を用いることでよい結果が得られることが分かり、急遽日本から布を取り寄せるなどすったもんだの連続であった。
            明美のアパートでは、乳栗が静明の子守兼ボディガードを務めていた。

            静也は明美の周りにマフィアが現れないか監視をしながら、時彦に指示して黒幕を探っていた。

            明美は複数の下着会社にデザインを提供しており、今回マフィアを雇ったのはこのうちのライバルの下着会社であることが判明した。
            加えていくつかの不都合な事実が分かってきた。
            今回の展示会は、専属デザイナーとなることが条件となっていたが、このことを”近藤明美”には知らされないまま話が進められていた。また、静明を誘拐したマフィアは身代金を要求したが、この黒幕下着メーカーが要求したものではなく、貧困にあえいでいたマフィアがおまけで要求したものであった。
            静也と時彦は、専属デサイナーの話は聞いていないため、無効であり”近藤明美”は今後も複数の下着会社にデザインを提供すること、誘拐に関わったマフィアは組織に属しておらず単なるチンピラであったことから仕事を用意した。

            こうしたゴタゴタを片付け、何とか展示会当日を迎えた。
            日本からは河合元副社長や岬社長も訪れていた。
            最後に”近藤明美”の作品が発表されると、会場全体が割れんばかりの拍手とカメラのフラッシュに包まれた。

            岬は河合元副社長に向かって、”近藤明美”は輝きを失っていない、プリティに帰ってきてほしいとつぶやく。
            河合元副社長は、「ここに、近藤君、いや近藤会長が来てるの。3年前のことがあるから、プリティには戻ってこないと思うわ。弟の年彦君から聞いたところでは、秋野さんの子どもがライバル会社が雇ったマフィアに誘拐されんだけど、近藤会長が全部良い方向に片づけて、おまけに誘拐犯のマフィアに仕事まで世話したそうなの。以前もそうだったんだけど、近藤会長は裏でありとあらゆるお膳立てをして秋野さんを輝かせようとしてたのね。秋野さんも近藤会長がいないと輝けないように思うの。あの2人が一緒になったらデザイン界のドンになると思うわ。」
            (岬社長)「以前に秋野さんから、近藤会長との数奇なラブストーリーを聞きました。あの2人、お互いのためならほんとに命を懸けてしまうから、うらやましいというより恐怖ですわ。とはいえ、命がけのデザイン界のドン、ちょっと見てみたいですわ。」

            ●Act11 : 日本へ
            展示会が終わり全体の打ち上げパーティの後、河合元副社長や岬社長も交えて内々で慰労会を催していた。
            (静也)「明美さん、明日のフライトで帰国します、一緒に来ませんか?、河合さんも岬さんもみんな一緒です。」
            (明美)「チケット取れていないし、こちらの仕事も片付けないといけないし。」
            (静也)「大丈夫、チケットはいらない。こちらの下着メーカーにも全部話をしてあるから仕事も心配いらない。明日の午後迎えに来ますね。」
            静也は半ば強引に帰国の約束を取り付けた。

            翌日、明美のアパートに静也が乗ったハイヤーが来る。慌てて準備したので、スーツケースの中身は静明のものばかり・・・
            空港に着くと、一般の搭乗口とは別のところへ。
            (静也)「明美が、世界のどこにいてもすぐに迎えに行けるようにしたんだ」とプライベートジェットに向かう。
            明美は、これは静也さんの飛行機なのかと聞くと、社用機でグループメンバーならだれでも使っていいとしてるとのこと。
            (岬社長)「秋野さん、会長はこんなこと言ってますけど、この飛行機の便名、何か知ってます? AKM001なの、”AKEMI LOVE Only 1″だって、どこまでキザなのか・・・会長の頭の中、秋野さんしかいないのよ。以前の船につけてた”AKINO SUNSHINE”といい、恥ずかしいわ。」
            (静也)顔を真っ赤にしながら「いや、あの船は生倉が勝手に付けた名前で、この飛行機の便名も今初めて聞いた。」サングラスをはめて、真顔になってしまった。
            (明美)いたずらな目で静也を見て「総長、会長が知らないところで勝手にやってるってこと?」お尻をつねる。静也は痛みで飛び跳ねる「僕がやったことにすればいいならそれでいいです!」

            (河合元副社長)「うちと一緒で、明美さんに手綱を握っててもらって、コントロールするくらいがちょうどいいわ。放しちゃだめよ。」
            (明美)笑いながら「はい、絶対に放しませんわ。」

          • hisomukyodai より:

            Act9,10,11読みました。

            良かった~~。
            凪が明美さんを守ってくれたんですね。
            凪の葉、さすがの効果ですね。
            そして明美さんはこのブラが静也作だということに気付いてた・・・。

            ロマンチックですよね。
            離れ離れになっても、静也は凪の護符を大事に持っていて、凪の葉で下着まで作って、秋野さんはいつか静也が迎えにきてくれることを夢見ていて。
            すごくピュアで、二人らしいなと思いました。
            そして、秋野さんは愛情をたっぷりかけて静明を育ててたんだな~と思うとなんだかじーんと来てしまいました。

            それに静也が下着のことを本当に真剣に考えているのが伝わって来ました。
            人の役に立つものを生み出せるデザイナーになりたいって、素晴らしいです。
            華やかさはないとしても、こうやって真剣に向き合っているデザイナーの下着を使いたいって思いますよね。
            その一方で、ヤクザじゃないと秋野さんに好いてもらえないかもと思っていたのが寂しいです。
            それ、ずっと気にしてましたもんね。
            秋野さんにきっぱり否定してもらえてホッとしました。

            Act9のラスト、すごく良いです!
            秋野さんと静也の会話を想像するとちょっと涙でました。

            そしてAct10も11も。
            静也と秋野さんの素敵なラブストーリー、何度も読み返してうっとりしてしまいました。
            凪の葉の布を使用した秋野さんデザインの下着とか、AKM001とか、秋野さんの「絶対に放さない」発言とか・・・。
            なんて素敵なカップルなんでしょう。

            読んでいる時の満足度、めちゃくちゃ高いです。
            素敵時間をありがとうございます!

      • hisomukyodai より:

        Act 1,2 読みました。
        年彦の登場嬉しいです!
        今でも静也と密に関わっているというのがいいですね。
        それから川西部長がまだプリティにいるという設定にもテンション上がりました!

        そして・・・まさか静也が乳栗の建てた近藤静也記念館に住んでいるとは!
        乳栗、元気かなー。(実は私、乳栗が結構好きなんです。)

        それにしても、静也がまだ下着のデザインを続けてくれていて良かったです。
        静也がプリティを辞めた時は本当に残念だったので。
        やっぱり静也=下着デザインですね。
        ヤクザの静也もかっこいいけど、やっぱり私はデザインをしてイキイキしている静也がすごく好きです!

        秘山秋子が静也だったのも驚きです。
        てっきり秋野さんかと。(まあでも、本人ならわざわざ「秋」の文字は使わないかもしれないですよね)
        それにしてもさすが静也。
        きちんと考えた上で匿名なんですね。
        昔は上司にも平気で軽口を叩くようなお調子者だったのに。しみじみ。

        Act1,2で個人的に好きだったのは本宅が老人ホームになっているというのと、妙さんがそれを知らないという事実でした 笑
        静也ならやりそうですよね~。
        何も知らない妙さんの様子を想像すると思わず笑ってしまいました 笑

        • 通りすがり より:

          ●Act12 : 静也の自宅(旧記念館)にて
          日本に到着し、明美は静也の自宅に向かうことに。
          (明美)「静也さん、お母さまは元気なの?」
          (静也)「相変わらずだよ。」
          明美はあの大屋敷を思い浮かべて戸惑っている。(そうだ、史上最強の姑だったわ。。。負けるもんですか。)

          (静也)「あの本宅は、内緒で老人ホームにしちゃって、お母さんは引退した組長とかといっしょに住んでる。別居してるんだ。」
          (明美)「!」(内心ホッとする)

          多摩にある静也の自宅に着く。明美は静明をあやしながら(ここは以前「近藤静也記念館」だった所・・・)

          (静也)「俺が死んだらデザイナー近藤が生きてた証を残すために建てたんだけど、死に損ねたから自宅にした。」
          静明は疲れて眠ってしまった。一緒に来た乳栗に静明を任せ、宅内を案内することに。

          (静也)「明美、いや秋野さんに見せたい部屋があるんだ」
          おもむろにサングラスを外し、地下のアトリエ部屋に向かう。机が2つ、ミシンが1つ、マネキンがいくつか置いてある。
          (近藤)にやーっと笑いながら「ここは、僕のデザインルームなんだ。こっちが僕の席でぇ、ここが”秋野先輩”の席!」
          (近藤)上目遣いの甘えた目で「この部屋では秋野さんって呼んでいいかなぁ? 僕のことは近藤君って...」
          (秋野)照れながらもニコッと笑いながら「いいわよ、近藤君!」

          (近藤)急に真顔になって机の上のデザインシートを取り出して、「秋野先輩、こんなデザインを考えたのですがどうでしょうか?」
          (秋野)かしこまった顔をして「うーん、そうね、着てみないとわからないわね。ここにはモデルがいないから、あたしが着てみましょうか?」
          「夜までに試作品作れる?」ちょっといじわるな顔で、口元はにやけながら静也を見ている。
          (近藤)「絶対間に合わせます!!!」鼻息を荒くしてミシンに向かう。
          秋野は自分の机に座り、ふと近藤の机を見るとこちらに寄り添うように凪の護符が置いてある。秋野もそっと取り出して並べて置いた。
          近藤は一心不乱にパンティを縫っている。

          (近藤)ふと顔を上げて「秋野さん」
          (秋野)「なあに近藤君」
          (近藤)「秋野さん」
          (秋野)「なあに近藤君、うふふ!」(ここで彼と机を並べて仕事がしたいわ)

          ・・・とその時、乳栗が大泣きしている静明を抱えて部屋に入ってきた。
          (明美)「あ、静明が起きちゃった。」

          (静也)笑みを浮かべながら「デザインしていると心が落ち着くんだ。これはというものは、年彦に頼んで秘山秋子の名前でプリティに届けてる、打率は低いけどね(笑)。秘山秋子のことは秘密だよ。」
          (明美)静明をあやしながら「分かっているわ、でも、これからは静也さんと私の間では、知ってるけど知らない振りとか、隠し事はなしよ。」

           いつの間にか、静明は泣き止み、デザインツールを使ってお絵描きしている。
          (明美)「シンガポールでも子育てしながら仕事してたから、静明はこの環境がいいみたい」

          (静也)「そういえば、この箱覚えてる? フランスから送ってくれたパンドラの箱。中に入ってたダイヤモンドは返しちゃったから希望がなくなっちゃたんだよね。でも、新しい希望を入れたんだ、ちょっと開けてみて。」明美が箱を開けると指輪が一つ。
          (静也)「これ、プリティの給料だけで作った結婚指輪!、受け取ってくれるかな?」
           こう言いながら左手の薬指にはめる。涙ぐむ明美。
          (静也)「あと、これも」と言いながら、出来立てほやほやのパンティを見せる。
          (明美)「もう!」

          • 通りすがり より:

            ●Act13 : 何気ない日常
            次の日の朝「あなた、起きて」の声で目覚めた静也。エプロン姿の明美がいる。

            ダイニングのテーブルにはパンとスープが置かれている。
            (明美)「冷蔵庫にあるもので作ってみたの、どうかしら。」
            (明美)「でね、静也さん、ここでこれからずっと一緒に暮らしてもいいかしら? アトリエでそのまま仕事できるし。」
            (静也)「もちろん! あ、静明がOKならね。もっと広いところや都心に近いオフィスが良ければ用意するよ。」
            (明美)少し焦りながら「静明はここの環境が気に入ったみたい。あたしはあなたと一緒ならここで十分よ。」(今の静也さんだと、私がこうして欲しいと言ったらビルごと買ってしまいそう・・・)
            (明美)「ところで、いつも静明の世話をしに来てくれてる乳栗さんは今何をなさっているの? あと、いつも静谷さんのそばにいた猪首さんはどうしているの?」
            (静也)「乳栗はもともと生倉の配下で、あいつのせがれの虎太郎のお守役としてロンドン留学に行ったりしてた。あいつバカの振りをしてるけどホントは頭いいんだ、ロンドンで英語身に着けて帰って来たし、特に情報収集力と分析力は一目置いてる。ヤクザ解体の時に生倉と虎太郎にくっついていったんだが、生倉がAS-Holdingsの一員として復帰してきたときに、秘書として使ってくれと俺のところによこしてきた。生倉のことだから、虎太郎をトップに据えようとして、そのために俺の腹を探るために送り込んだんだと思う。乳栗はそんな生倉の意図もわかった上で俺についていくと言ってくれてる。そういえば、乳栗が明美に相談したいことがあると言ってた。ろくな話じゃないかもしれんが聞いてやってほしい。」
            「猪首は知ってる通り、あの日に俺が切りつけちまって、一生もんの傷を負わせたから、俺の秘書をやらせてる。凪の葉の繊維について猪首に調べさせた時には、あいつがいろいろ実験して素材として使えることを見つけてきてくれた。今は凪の布製造会社の社長に据えてる。自分は醜い姿になったけど、世界中の姐さんの美しさを支えられるならばと男気出してるぜ。あ、もうすぐ、猪首が俺を迎えにくるぜ、シンガポールの展示会の時に急遽凪の布を空輸してくれたのは猪首なんだ、明美の顔を見せてやって欲しい。」

            (明美)「わかったわ、乳栗さんて見かけによらないのね。そういえば、シンガポールで思い出した。シンガポールに行って、お世話になった会社に日本で仕事はそのまま受けることを伝えに行きたいの、で、アパートを引き払ってここに拠点を移そうかなぁと。静也さんシンガポールに行ってもいい?」
            静也は「もちろん!」と応え、間髪入れずにフライトの手配を行う。
            (明美)「早速、明日向かうわ。静明は静也さんお願いね。」

            いつものように玄関前に車が止まる。
            (猪首)「会長、お迎えにあがりました」
            明美の姿を見て「おや、秋野さんではないですか。ということは、若、ようやく一緒になられるんですね。ずっと待っておりました。」と男泣きをしている。
            (明美)「猪首さん、凪の布の件ありがとう。助かったわ。お願いがあるのだけど、あの布を使ってみたいの、少しサンプルをいただけないかしら。」
            (猪首)「お安い御用で!」

            (静也)「猪首、会社のやつらには、ここに明美が来ていることは言うなよ。あと、明日、明美はシンガポールに行くから空港に送ってやってくれ。帰りは荷物があるからトラックの手配も頼む。」そう伝えながら、車に乗り込む。

            明美は静也を見送りながら、何気ない日常にこの上ない幸せを感じていた。

            ●Act14 : 明美、再びシンガポールへ
            翌日、静也を見送った後、明美が留守中の静明の世話をしに乳栗がやってきた。
            (明美)「静明をお願いします。そういえば、あたしに何か相談があるって静也さんから聞いたんだけどなにかしら?」
            (乳栗)「いやー。会長から聞かれたんですか、相談ってほどでは無いのですが・・・あっしは以前から会長の作られたパンティを集めておりまして、もしよろしければそのぉ、奥様が作られたものもコレクションに加えられればと・・・。会長は以前から秋野さんはトップデザイナで追いつきたくても追いつけないとおっしゃっていて、そんな方が目の前にいらっしゃる、差し出がましいのですが、一生の家宝にしますので、パンティを頂戴できないかと・・・」
            (明美)困惑しながらも、笑みを浮かべて「わかったわ乳栗さん。帰ってきたら、乳栗さんが希望するデザインで作って差し上げますわ!」

            猪首が迎えに来た。静明を乳栗に預け、明美は空港に向かう。

            空港に着いたところで、馬場警部に呼び止められた。
            (馬場警部)「秋野じゃないか、いや今は近藤明美になったんだったな。長らく所在不明だったが最近帰国したと聞いて、近藤のプライベートジェットが動く時を狙ってお前が現れるのを待っていた。」
            (明美)「フライトの時間が迫っているのでまたにしてもらえませんか?」
            (馬場警部)「プライベートジェットだろ。お前が行かなきゃ飛ばないよ。大事な話だ、ちょっと時間くれや。」
            ロビーの椅子に座ったところで、馬場警部が一方的に話を始めた。

            3年前、グリードキンのところに秋野が単身で乗り込んで近藤を取り返したことから、闇の世界ではチップの保持者は秋野だと思われていること。あの時ドレイクは失脚したが、再起をかけて行動を起こそうとしていること。秋野は、チップの保持者であると同時に、近藤の”守護者”と認識されていること。龍馬のようにチップの力を使うと消しに来るが力を使わないうちはやつらは手出しをしないこと。秋野が日本に戻ってくることで何か動きがあるのではないかと闇社会の関心の的になっていること。近藤と明美が望む/望まないにかかわらず、闇社会の思惑、特にドレイクの画策に巻き込まれる可能性があること。などなど・・・

            (馬場警部)「ところで、チップはお前が持っているのか、チップそのものではなくて、中の情報が大事だが。」
            (明美)「持っているわ」・・・あれはグリードキンのところに向かうとき、プリティ社長室のパソコンにコピーを保存したので残っているはず...龍子さんのお墓にあったチップは静也さんに渡したし、確認しないと・・・
            (馬場警部)「なら安心した。そこに、3年前にお前も関わった、シシリアマフィアとイタリア首相との関係、真の黒幕は誰か、グリードキンの正体はといった、お前の周りで起こったこと、知っていることを追記しておけ。これでお前の持っている情報が盤石になる。」
            「そういえば秋野、シンガポールでマフィアに襲われたろ、末端のマフィアだからお前がそんな”守護者”の力を持っていることは知らんかったらしい。今、シンガポールの闇社会はこの件で大騒ぎになってる。”お礼”に来るかもしれんから気をつけろ。」
            これだけ伝えに来たといい残すと、馬場警部は去っていった。

            明美は静也に馬場警部の話を伝えたところ「単独で向かうのは危ない、年彦を向かわせるから、しばらく空港で待っていて欲しい。人手も必要だろ。」とのこと。

            ほどなくして年彦がやってきた、2人でシンガポールに向かう。

            機内で年彦から「親父にはアネキが見つかって日本に帰ってきてるって伝えたぜ、ついでに近藤さんと結婚することも。」
            (明美)「お父さんどんな反応だった? まだ、結婚までたどり着くのかわからないわよ。」
            (年彦)「アネキも左手の薬指に指輪してんじゃん。ここまで来て結婚しないなんてありえないよ。親父は近藤さんのこと認めてたぜ。ヤクザを完全に解散してカタギにして、今ではグループ企業を何十社も持つ大会社の会長になったすごい男だって。親父もおふくろもアネキに早く孫の顔見せに来いって言ってたぜ。もう何も問題ないと思うよ。」
            (明美)「ありがとう。よかった、お父さん反対してなくて、また顔を出すわ。」

            シンガポールでは、取引のあった下着メーカに挨拶に伺い、今後の取引を継続する旨を説明し理解を得た。
            アパートを引き払い、荷物を持って空港に向かおうとしたその時、例の静明を誘拐したマフィアが現れた。
            襲ったことを詫び、仕事の世話までしてもらったことに感謝していた。ただ、貧困で困っている輩は他にもいるため、助けてくれないかという相談をしに来たとのこと。
            明美は静也の人徳に触れた気がして「わかったわ、今すぐはできないけど、何か良い方法がないか考えてみるわ。」と伝え、帰国の途についた。

          • hisomukyodai より:

            遅くなりましたがAct13,14の感想です!

            秋野さんと静也の日常、素敵ですね。
            2人が長い間願っていた、普通の生活がついに!

            そして、猪首が凪の布製造会社の社長をしているという設定、嬉しいです。
            猪首がトップにいる会社なら、働いてみたいな~なんて思いました。
            社員からの人望も厚そうですよね。

            Act14の乳栗の秋野さんへのお願いも最高です 笑
            突然そんなお願いをされたら、秋野さんも困惑しますよね。
            でも最終的には快諾した上に、乳栗が希望するデザインのものを作る約束までしてしまうなんて・・・秋野さんかっこいい。
            同性ですが、惚れてしまいそうです。

            馬場警部の久々の登場にテンション上がりかけましたが、「ドレイクの画策に巻き込まれる可能性」って・・・ひ~~恐ろしいですね、これは。
            秋野さんと静也には、何事も無くずっと穏やかに過ごしてほしいのに。
            Act15以降の展開が気になるところです。

            ところで、今回のエピソードでは秋野さんのお父さんが静也のことを認めたというのが何よりうれしかったです!!
            静也を交えた家族での食事会など想像して勝手にほっこりしています。

          • 通りすがり より:

            ●Act15 : 龍馬の日記
            シンガポールから帰国した面々は、急ぎ静也の家に向かう。
            明美は日本に残していた静明が心配でならない。
            玄関に入り、居間に向かうと、ちょこんと座ってお絵描きしている静明がいた。
            安心したのもつかの間、静明は明美の顔を見るなり、関を切ったように大泣きしてしまった。
            明美が抱きしめて必死であやすも泣き止まず、しがみついて離れない。
            仕方がないので、年彦と猪首、乳栗で荷物を運びこみ開梱することに。

            そんな中、乳栗が”試作品”と記されている箱を開けると、乳栗にとっての”お宝”が入っていた。
            (乳栗)「明美奥様、そのぉ、これを1ついただけないでしょうか?」
            (明美)「その箱の中の物は、まち針が打ってあったりするので危ないですし、お見せできるレベルに無いものもありますので恥ずかしいですわ。乳栗さんのはまた作りますから少し待っててくださいね。」とほほえみながらやさしく答える。

            バタバタと明美の部屋に荷物を運び込み、ようやく落ち着いたころに静也が帰って来た。
            静明は泣きつかれて明美の腕の中で寝ている

            静也はねぎらいも兼ねて”引っ越しそば”を振る舞う。
            シンガポールマフィアの様子が伝えらると、ジョン・ロンや愛倫のような、貧困から来る不幸が起こらないようにしたいと語り、シンガポールのマフィアについても「俺が何とかする」といつものつぶやきを放つ。

            皆が帰り、静也と明美2人きりとなった。静明は横ですやすやと寝ている。
            (明美)「この前伝えた通り、行きの空港で馬場警部に会ったの。例のチップについて警告されたわ。」・・・(馬場警部からの話を、静也に伝える)・・・
            (静也)「俺はあのチップには興味がないから、AS-Holdings社長の骨手牛に渡したっきりどうなっているか知らない。ただ、話を聞いて、明美がシンガポールで”近藤”を名乗ったことで、知らず知らずのうちに明美が守護者となっていて、俺は守られていたんだと思う。」
            (明美)「闇社会では、静也さんとあたしが一緒になったことで、何か事を起こそうとしているのではと警戒しているみたいよ。何かのたくらみに巻き込まれないためにも、チップの管理を今一度真面目にやった方がいいのではないかしら。プリティ社長室のパソコンにデータのコピーがあるはずだから、明日、岬社長にコンタクト取ってチップの情報をもらって来ようと思うの・・・」

            静也は、無言で明美の話を聞いていたが、何かを思い出したように立ち上がると、2冊の日記を持ってきた。
            1冊は龍子の日記、もう1冊は龍馬の日記であった。龍馬の葬儀の後、骨手牛が持ってきたものである。骨手牛はAS-HoldingsのNo2で代表権の無い社長を務めている。

            (静也)「この、龍子さんの日記の中身は龍馬から直接聞いていて、ヤクザはあきまへん、ヤクザのいない世界を実現して欲しいということが書き連ねられている。俺はこの思いをかなえるべくこれまでヤクザをカタギにしてきた。」
            「龍馬の日記は”母”である秋野さんへの思いが書き連ねられていて、ぶっちゃけ全編秋野さんへのラブレターだ。最後のページには、メモリチップは母に預かってもらっているということと、資産はスイスの銀行に預けてあり、金庫の鍵を開けるためのパスワードは母の胸の内にあるとある。その資産額は日本円にして1兆円近い額と聞く。加えて近藤静也と秋野明美が一緒になる前提で、2人に託すとある。骨手牛はこのお金とメモリチップの情報があれば世界制覇を狙えると考えているんじゃないかと思っている。骨手牛に限らず、人を狂わせるには十分なお金と情報だと思う。」
            「明美、龍馬の”母”として何か聞いていないか?」
            (明美)「メモリチップのことは龍馬さんから聞いたわ、それで龍子さんのお墓にあったのを見つけることができたの。このことはあたしは静也さん以外には話していないわ。スイスの銀行のパスワードについてはわからない、何も聞いていないわ・・・」(少し間をおいて、ハッとした表情を浮かべ)「静也さん、明日、龍子さんのお墓に行かない?、ちょっと確認したいことがあるの。岬社長に話をするのはこの確認の後にするわ。」

            翌日、静也と明美は静明も連れて、龍子の墓へ。
            (明美)「メモリチップはここに挟んであったのよ。」と言いながらこの石を少しずらすと、空洞になっていて、中に骨壺が見える。明美は丁寧に手を合わせ何かつぶやいたあと、その骨壺を取り出しふたを開けた。なんと遺骨は入っておらず、ビニール袋に入ったメモリチップが納められていた。
            (明美)「ここが”母の胸の内”ね。」さらに奥に、もう一つ骨壺が見える。ここに龍子さんは眠っているのであろう。
            「龍子さん、このチップしばらくお借りします。決して悪用はしないわ。」

            東京に戻り、メモリチップの内容を確認すると、元々のチップ情報に加えて、龍馬が書き加えたであろうスイスの銀行関連の情報が保存されていた。
            (静也)「明美、このことは、俺と明美だけの秘密にしよう。これを知ったら人は必ず狂う。俺はこのチップの情報とお金は使う気はない。馬場警部が言うように周りには、俺と明美が情報と資産を”持っている”ということだけ匂わせておけばいい。」
            (明美)「わかったわ。陰謀に巻き込まれないように注意しないといけないわね。馬場警部が言ってくれたように、このチップにイタリアマフィアと首相の関係など、あの日の前後の状況を追記しておくわ。」

          • hisomukyodai より:

            Act15読みました! 
            秋野さんと乳栗の会話、いつも和みます~。
            秋野さんって女神っぽいイメージですよね。穏やかで、心がきれいで、芯が強くて。容姿も然ることながら、内面が美しくて惚れ惚れします。
            誰に対しても愛情あふれる対応するんですよねー。
            なかなかいないですよね、こんな女性。
            秋野さんの爪の垢を煎じて飲まねば・・・。

            骨手牛!懐かしい!
            ちょっとテンション上がりました。 
            メモリーチップの件も、秋野さんと静也に任せておいたら安心ですね。
            まだ不安はありますが、ちょっとホッとしました。
            秋野さん&静也ペアの安定感、半端ないですね。

          • hisomukyodai より:

            Act12読みました。
            今回も素敵ストーリーをありがとうございます。
            静也と秋野さんのやりとりが可愛すぎてニヤけてしまいました!!

            今ゴールデンウィークで少々バタついております。
            ちゃんとした感想は諸々落ち着いてからになるかと思います。
            取り急ぎ連絡まで。

          • 通りすがり より:

            ●Act16 : 悩む静也
            静也は休日にも関わらず、朝からアトリエで腕組みしてすごい顔で真っ白なキャンバスを睨みつけている。寝室に来ないと思ったら、ここで徹夜で考え事していた様子。
            明美はこんな静也を見て・・・(何か自信を無くすようなことがあったのかしら、デザインが思い浮かばないのかもしれないし、どうすれば優しい彼に戻せるかしら・・・こうした不機嫌MAXのときは、秋野モードでやさしく話かけるのが得策ね!)
            明美は意を決して「近藤君!どうしたの? 寝てないんじゃないの?」

            (近藤)少し顔が緩むが、真っ赤な目で「あ、秋野さん。秋野さんはフランスにまで行ってデザインを学んで、そこで秋野ブランドを確立したじゃないですか。日本に戻って会社を立ち上げて順風満帆だったのに、僕のせいであんなことになり、全てを捨てることになってしまった・・・僕のせいで・・・もう一度、輝きを取り戻すにはどうすればいいか。プリティ時代に当時の河合社長がヒット商品の利益を社員に還元せず、女遊びに使っていた。サラリーマンだと月の給与は決まっているのでヒットが出ても給料は変わらない。こうしたことを無くし、チャンスを平等にといったことを考えていた。。。」

            自分やサラリーマンデザイナのために静也が悩んでいたことが分かり、少しホッとした気持ちで「近藤君、あたしはこれまでで今が一番幸せなの。あたしがフランスから帰って来て会社を作ったとき、”L’AMOUR ETERNEL ”って社名にしたのは、お世話になったプリティのみんなに向けてもあるんだけど、ホントはあたしからあなたへ”永遠の愛を誓います”って意味よ。あたしはあなたがいるから頑張れるし、あなたのいない成功なんて何の意味もないと思ってるの。でも、確かにプリティの元社長の動きはいただけないわね。」
            静也は少しやわらいだ顔で「秋野さんが今のままでは、俺の気持ちが収まらない。周りはみんな夢をかなえているのに、秋野さんだけが取り残されてしまった。もう一度”トップデザイナ秋野”を見たいんだ。その上で秋野さんだけでなく努力が報われるような仕組みを作りたいんだ。」
            (秋野)「近藤君、分かったわ。どこまでもついていくからプロデュースお願いね!」

            ”近藤君”は、馬車馬のように動き始めた。
            デザイナのようなクリエイティブな仕事は当たりはずれが大きい。サラリーマンデザイナであれば収入は安定しているが、当たった時のインセンティブは少ない。フリーは当たった時のリターンは大きいが、生活の安定性は低い。双方の良いところを活かしたやり方はないか、悩み続けていた。

            ●Act17 : デザイナーズHUB
            ある日の夜、気分転換に近所の公園のベンチで星空を眺めていた。
            星の1つ1つは輝いているけど、これといった特徴が無い、どうすればいいか・・・
            流れ星が1つ、ひときわ明るく輝いて消えていった。
            その時、静也の頭にアイデアが浮かんだ。
            ”デザインをオークションにかけ、必要とする者が入札する。優れたもの/売れるものほど高値になる。落札されたらデザイナーに直接還元される”といった仕組みとし、加えて、これまで商品の売り込みはメーカがお抱えのデザイナにデザインさせ、小売りを握っている大手デパートなどに取り入って販売チャネルを開拓していたがECを使い消費者と直結するファブレスモデルを考えついた。

            プリティの岬社長の旦那はITベンチャーの社長をしている。
            連絡を取ったところ、デザイナーが集まるインターネットサイト”デザイナーズHUB(D-HUB)”を構築し、デザインオークションから販売までを一気通貫で実施できるような仕組みを作ってみようということで意気投合した。

          • 通りすがり より:

            ●Act18 : ストリップ劇場
            ”秋野”は、シンガポールからの仕事をこなしながら、静也が構築しようとしているオークションサイト向けのデザインを練っていた。
            一世を風靡した”秋野ブランド”を復活させたもの、”近藤明美”としてのデザインなど複数ラインナップで検討を進めている。
            ”近藤”は、”秘山秋子”に加えて、”ボルドー権藤”も復活させようかと画策している。

            そんな折、夜な夜な静也は、明美に行先を告げず、どこかに出かけていく。
            不信に思った明美は後をつけていくことに。静也は浅草のストリップ劇場に入っていった。

            翌朝「静也さん、昨日の夜はどこに行っていたの?」疑った目で静也に問いただす。
            (静也)「ちょっと知り合いのところに。。。」
            (明美)「ストリップ劇場の知り合いって誰なの?」
            (静也)「秋野さんも知っている人だよ。僕がプリティに入る前にいた、安井さん。安井さんがプリティを辞めて僕がその代わりに入社した。秋野さんが教えてくれたじゃないか。その安井さんがプリティを辞めてからストリップ劇場でストリッパーとして働いていて、自分がデザインした下着でステージに立っていた。その安井さんがストリッパーを引退するので、引退後、下着デザインの世界に戻ってこないか話をしていた。例のデザイナーズHUBであれば、ペンネームでも載せられるし、売れれば対価が得られる。他にも、山本寛美先生やイッセー尾山社長にも声かけして、D-HUBに載せるべく動いてる。」
            (明美)「安井さんがそんなところで働いていたとは知らなかった。静也さんどうしてそれを。。。」
            (静也)「借金とか、恐喝とか、いろいろあって。。。以前に丸く収めた時からの縁で、D-HUBを立ち上げるにあたり、いろいろな人に出展してもらって盛り上げていこうかなと思ったんだ。」

            ほどなくして、デザイナーズHUBがインターネット上でオープンした。
            近藤の思惑通り業界に新風を巻き起こすこととなり、してやったりと思いつつ、動向を見守っていると、”秋野ブランド”のデザインが奪い合いとなり、高額な入札が殺到している・・・(近藤)このまま入れ食い状態が続けば、秋野さんが再びスターダムとなって輝くことができる!

            一方で”秘山秋子”が物議を呼んでいた。
            (岬社長)「近藤会長、旦那から聞きました。秘山秋子は近藤会長でしょ? なぜ黙っていたんですか? AS-Holdingsはプリティの大株主なので遠慮されてたかと思いますが、それとこれとは別でビジネスとしてきっちり契約を結び、対価を支払いたいですわ。」
            近藤はこのサイトを通じて取引をすることで対価を得ることとした。秘山明子デザインは、ホームランか三振であることに変わりは無い。

          • hisomukyodai より:

            遅くなりましたがAct12の感想です!
            この回、とーっても好きです!

            やっぱり下着デザイナーの「近藤くん」とチーフの「秋野さん」の関係は最高です。
            猪首と乳栗もやってましたが「秋野さん」「なあに、近藤君」のやりとりは何度読んでも幸せになりますね。
            もう、心ホカホカです 笑
            子守をしてくれてる乳栗にもほっこり。

            そしてそして・・・今回一番の感動ポイントは、プリティのお給料だけで作った結婚指輪!!!
            めちゃくちゃ素敵です。
            しかもパンドラの箱に入れて渡したというのがロマンチックでいいですね。
            この指輪だけだったら普通のロマンチックなエピソードで終わってしまいますが、最後に出来立てほやほやの下着が出て来るのが最高!
            静也らしくて良いです!

            Act12、最高です。
            もう一度読み直してから寝ようと思います。幸せ気分をありがとうございます

          • 通りすがり より:

            ●Act19 : 結婚式
            明美はデザイナーとしての活動が忙しくなり、充実した日々を送っていた。
            そんな折、岬社長がアトリエを訪ねてきた。プリティの社長室に秋野が残していった物を届けに来たとのこと。
            デザイン室の秋野の机は今でもそのまま残しており、いつ戻っても大丈夫といった話をしながら、メモリチップを取り出し、加えてウエディングドレスを広げた。メモリチップは社長室のパソコンに残されていたデータ。ウエディングドレスは鬼州組と新鮮組との富士での抗争の前に明美が静也を引き留めるため”花嫁”になった時のものであった。
            (岬社長)「秋野さん、このウエディングドレスを改めて拝見して、もう一度、正式に”花嫁”になって、近藤さんと結ばれて欲しいなって思ったもので、差し出がましいと思いましたがお持ちしました。」
            (明美)「ありがとう。このドレスは、フランスにアウターの武者修行に行った際にあたしがデザインしたものなの。あたしはアウターのデザイナとなることはできなかったけど、いろいろな意味で貴重な経験をさせてもらったわ。結局あの時は花嫁になり損ねたものね。。。静也さんに相談してみるわ!」

            近藤が帰宅してきた。(明美)「静也さん、このドレス覚えてる? 静明のためにも、正式に”近藤明美”になりたいなと思って。。。」
            静明は「籍を入れるの忘れてた!」とのこと。
            結婚式は2人と静明だけになるかもしれないが、教会で挙げようとなった。
            岬に伝えたところ、関連のメンバーに声かけをしてみるとのこと。

            そんなこんなで迎えた晴れの日。明美の両親、年彦、近藤妙、河合元副社長、猪首、乳栗などなど見知った面々が顔をそろえている。

            そんな中でのアクシデント・・・
            (明美)「静也さん、静明がね、お母さんと結婚すると言ってきかないの。お父さんと結婚はダメだって、あっちで大騒ぎしているんだけど、どうしよう?」
            (静也)笑いながら「俺は、静明から見たら、最愛の母親を奪いに来たドンかー、こりゃまずいな、俺、静明に殺られるよ!」
            (明美)あきれ顔で「冗談言っている場合じゃないわよ、静明は超ご機嫌斜めよ。」
            (静也)苦笑いしながら「わかったわかった、この戦いは分が悪すぎる。安心しな俺は明美から手を引くぜ。明美と静明の結婚にしよう。俺は静明を抱いているだけの黒子だ。」
             かくして、近藤静明(3歳)は静也に抱かれて明美との結婚式をすることに?!(静也)「静明には勝てねえよ。」

            出てきた”新郎新婦”に会場は大爆笑。

            ●Act20 イングランドにて
             ドレイクは王の座を追われたが、再起を図るべく奮闘していた。
             最近2人目を授かったらしい。防弾機能を持ったマタニティウエアの作製依頼が明美の元に届く・・・
             なにか謀略が潜んでいるのではと警戒する静也。愛に芽生え心を入れ替えていることを期待している明美。
             2人でイングランドに向かう。

             To Be Continued

          • 通りすがり より:

            とりあえず、妄想ストーリーはAct20で一区切りとさせてください。
            自己満足かもですが、もやもや感が少しすっきりしました。
            乳栗の動きとか使える伏線がありますので、この妄想ストーリの続編は書けそうですが、龍宝の登場のさせ方はむつかしいですね。結局できてない。鳴門は何とかなるのですが、龍宝は最後まで静也を信用していないので・・・考えたのは、ドレイクを登場させてその陰謀にはまりそうになるところに鳴門+龍宝+理江が助けに入るとかかなと。

            読み返すと、手を入れたいところがいくつかありますので、整形して再掲載とかされる場合はお声がけいただけるとありがたいです。

          • hisomukyodai より:

            通りすがりさん
            いつもありがとうございます!
            諸々承知しました。

            ストーリーの一区切り、寂しいですが私も自分が望むような展開になってきて大満足といった感じです。(まだこれからAct13を読むところですが)

            確かに龍宝を絡めてのストーリーは難しいですよね。
            仰る通り彼は静也を信用してないので、単独で静也に接触することはなさそうですもんね。
            でも鳴戸や理江と一緒ならまた静也の前に姿を現すかも・・・。

            ではこれからAct13拝読いたします。
            Act20まで、じっくり楽しませていただきます。

          • 通りすがり より:

            いろいろありがとうございます。

            ご要望いただいていた乳栗はAct14でちょっと濃い目にストーリーに入れてみました。
            どうでしょうか?

            Act20以降のストーリーもなんとなく妄想プロットができております。
            ご所望の龍宝を登場させるべく、鳴門+理江をどう絡ませようかと、いろいろ考えてます。
            鳴門は佐々辺と組んで「ASあしなが育英会」を運営している設定(あくまで、通りすがりオリジナルの妄想ですが)なのでこのあたりも要素に加えたいなと。

            Act20でドレイクを登場させたのは、元世界皇帝に子どもができたことで、愛に目覚めて、マフィアの撲滅というのを目指すのですが、ヤクザとマフィアを戦わせるのではなく、静也がやったようにマフィアの合法化に乗り出す流れかと。(生倉のように、人工授精で自分の子を産ませるといったカッコウの卵的なのはちょっと過激すぎるかと思います)
            静也の狂気をOFFにするスイッチは静明という設定で、ドレイクが以前に考えていた思惑は使えなくなったという設定を考えています。
            合法化の流れの中で不都合が生じるマフィアもいるので、ドレイク家族に危害を加えることが想定され、不安になって、防弾機能を持った衣服を身に着けさせたいという思いが生じるなどを背景設定しようと考えています。(ここの伏線は本編中にアメリカマフィアが出てきて、静也のことをMY SONと呼ぶ場面がありましたが、このマフィア奥さんが息子のことを思うがあまりアル中になるというのがありました。ドレイクにもこれを当てはめてみようかと...)

            あと、グリードキンは後のドナルド・トランプだったとか・・・(武器商人と不動産王の違いはありますが)

            いろいろ妄想して楽しんでおります。
            スレ汚しでしたらすぐひっこめますのでおっしゃってくださいね。

    • hisomukyodai より:

      ワクワクしながら読みました。
      通りすがりさん、才能の塊ですね!
      めちゃくちゃ面白いです!
      AS-Holding CompanyがAkemi-Shizuya Holding Campanyのところなんてニヤニヤしてしまいました 笑
      そして、生倉がまた静也の周りをウロチョロしてるのが嬉しいです。
      いると鬱陶しいけれど、いないと物足りないという・・・笑

      佐々部の存在はすっかり忘れていました。
      いや~~鳴戸さんとタッグを組むとは、なんて新鮮なアイデア!近藤がこの事業をサポートしているというのも嬉しいですね。
      彼ららしい事業だなぁ。

      理恵のカクテルバー、オシャレそうですねー。
      格安というのが良い。理恵のバーがリアルにあったら私絶対行きますもん!
      そして、せっかくドンちゃん専用VIPルームを作ったのに近藤が一度も現れてないという設定に笑いました 笑
      それでこそドンちゃん!

      秋野さんは、愛情深い素敵なお母さんになりそうですよね。
      プリティのデザイナーからあそこまで上り詰めた秋野さんを見て来ているので外部のデザイナでほそぼそ・・・というのは少々寂しい気がします。
      ぜひぜひコレクションの出品に挑戦してほしいところですねえ。

      ++++++++++++++++

      あ~~素晴らしい時間でした。
      完全にあの世界が戻って来た・・・という感じです。
      (ここで公開して頂いているのがもったいなく感じるほどです!)
      浸りたいので1つずつじっくり読ませてください。

      クレーム等に関しては承知しました。
      色々とお気遣いありがとうございます!

      • 通りすがり より:

        コメントありがとうございます。
        自己満足の妄想にお付き合い頂き、こちらが恐縮です。
        グレードキンとドレイクを再登場させるにはとか、龍馬は生きてたとかを妄想中。

        スレ汚ししてるのはこちらですので、気になる点があればご指摘下さい。
        ストーリーの要望もお願いします!

        • hisomukyodai より:

          ドレイクとはこれまた恐ろしいですね 笑
          龍馬が生きていた設定は大歓迎です!

          ストーリーの要望は・・・乳栗と龍宝をお願いします!

  5. 通りすがり より:

    ウクライナ情勢を見ますと、NATO各国首脳は世界大戦とならないように、静かな状態を続けてますね。静也の苦悩と同じかも。

  6. 通りすがり より:

    更なる妄想を考える上で、最終晩を読み直してみました。
    秋野さんの動きが、近藤と龍馬がやるなということを全部やって、裏目に出てますね。
     イタリア首相のパレードで通訳:囚われの身に
     龍馬は無実と説き伏せに行く:言葉だけなので真実味がなく、失敗
     解毒したのに逃げない:縛られてしまい、近藤狂暴化のきっかけとなる

    あと、シシリアマフィアとの抗争が終わった後で、勝さん主体でムッチリーニと手打ち交渉になるのですが、ここにあれほど首を突っ込んでいた秋野さんが小豆島に龍子の墓参りに行くため不在。
    チップを取りに行くのはこの後でもいいだろという話。
    最後、ドレイクとグリードキンのところに向かった近藤を助けに全てを捨てていくわけですが、これは出国できるのが秋野さんだけだったためで、鳴門が行けるなら秋野さんは動かなかったんだろうなと。ちょっと自業自得感があるなと感じてしまいました。
    秋野さん自身も「あたしのせいで、多くの人が死んだ」と語っており、でしゃばりが招いた責任は感じていたであろうことと、事が済んだあと表の世界ではやっていけないため、「消える」こととしたのかなと解釈するに至りました。
    といったこともあり、通りすがりの妄想ストーリーでは、秋野さんは近藤を取り返すプロセスの中で、知らずのうちに”守護者”になっていたということにしてみました。ドレイクは失脚していても、”守護者”の力で近藤らは逮捕されずに守られているということにしてみました。
    新田先生に聞いてみたいですね。

    • 通りすがり より:

      ご無沙汰してます。
      TVドラマ版を見ました。中山秀征が静也役割、石田ひかりが秋野役のやつです。
      バブル時代らしく、肩パットバリバリの衣装で、歴史を感じました。
      コミックとは若干設定が違ってますが、楽しめる内容でした。

      • hisomukyodai より:

        ドラマ版、ご覧になったんですね。静かなるドンのドラマ版の話は聞いたことがありますが、まだ見たことはありません。
        肩パッドがバリバリでしたか・・・・最近では見ないファッションなので、見慣れるまでに時間がかかりそうですね。

        時間ができたら私も見てみたいです。

        • 通りすがり より:

          ドラマの設定はまんが本編と若干違ってて、例えば、時彦が弟ではなくて従兄弟になってます。
          まんがで言うと鬼州組との抗争部分からトピックを取り出してる感じで、良くまとめた感じです。
          バブル感のある昭和から平成にかけての雰囲気はなんだか懐かしいですね。

  7. 通りすがり より:

    Act20 以降どうしようかなと思案中。
    妄想ストーリーでは、鳴戸と佐々辺が組んで育英会やってる形で、稼いだ金を日本で地道に配っているのが佐々辺としてましたが、この設定はそのままにちょっと脇に置いておきます。
    ギャンブラーとしてあちこち海外で稼いでいる鳴戸とそれにくっついてる龍宝が、ドレイクの情報を得たため静也に相談、明美とドレイクの妻マーガレットを絡めたストーリーが考えられそうです。
    ご要望があれば少しずつUPしてみようかなと思いますが、いかがでしょうか?

    • hisomukyodai より:

      お久しぶりです。
      5月から仕事で大きな変化があり、生活スタイルがガラリと変わってしまいました。
      まさに寝るためだけに帰宅しているような状態で、ブログチェックがなかなかできず。(ようやくAct13,14の感想が書けました)

      ところで鳴戸さんが登場するドレイク関連のストーリー、面白そうですね!
      前述の通り、ブログに辿り着くのもやっとな状態ですので、もし書いていただけるのであればゆっくりペースでお願いできたら嬉しいです!
      (それにしても通りすがりさん、作家デビューをおすすめしたくなるほど創作力がおありですよね。)

      • 通りすがり より:

        反応ありがとうございます。
        こちらも、7月から生活環境が激変しそうなので、アップはのんびり暇を見つけてやりますね。

        お褒め頂きありがとうございます。
        静也と同じで、天狗になるタイプなので、自重しております((笑))

  8. 通りすがり より:

    そういえば、女性から見た、静ドンてどんな感じでしょうか?
    龍宝がクールでカッコいいとか、静也みたいに影で支えてくれる男がいい、秋野には共感できないとかをどっかで読んだことありますが実際どうなんでしょうか?

    • hisomukyodai より:

      通りすがりさん

      龍宝がクールでかっこいい・・・共感!(鳴戸さんの方が好きだけど)
      静也みたいに陰で支えてくれる男性がいい・・・共感!
      秋野には共感できない・・・いやいや、できるでしょ!

      って感じでしょうか。
      秋野さんは確かに女性人気はイマイチかもしれないですね。
      私は好きですけど。基本的に大和撫子っぽいイメージなのに、肝が据わっているところがかっこいいですよね。

      (妄想ストーリーの感想が遅れててすみません。近々まとまった時間が取れそうなのでその時に感想書きますね~☆)

  9. 通りすがり より:

    なるほどです。
    鳴戸と猪首は組幹部で静也の良き理解者なので、静也を応援してる読者は鳴戸も猪首も応援したくなる気がします。

    • hisomukyodai より:

      そうなんですよ、兎にも角にも鳴戸さんと猪首が大好きです!(乳栗も)
      龍宝も好きな部類ですが、静也に対して風当たりが強すぎるので・・・。

      どうしても静也派の登場人物を応援しちゃうんですよね。

  10. 通りすがり より:

    分かります分かります。
    全体を通して静也は2足のわらじで悩んで苦しんでるのでなんとかならないかと応援したくなります。
    最後、秋野さんと別れ、あれ程目をかけてた組の者が離れていき、独りぼっちになっていくのは読者としては辛い。
    「静かだな」で終わってますが、静也はほんとはプリティの時のように、時には天狗になりながらも、バカやって周りを盛り上げる生き方をしたいんだろうなって思います。

    • 通りすがり より:

      といったこともありまして、勝手な妄想ストーリーでは、静也を最後までサポートしてた、猪首や時彦、河合元副社長、岬を登場させてみました。

      作中で秋野は何度か「十字架背負って2人でくらしましょ」と静也を誘う場面がありますが、最初読んだ時は、Jと立木美沙子がいる無人島に行くといった、駆け落ちストーリーが入るのかなと思ったのですが出て来なかったですね。
      静子と異蔵の駆け落ちになっちゃった。

    • hisomukyodai より:

      そうですよね!2足のわらじは大変だったと思います。
      無意味な争いを好まない静かなるドンが、あんな世界に身を置き、最終的に独りぼっちに・・・というのは読み手としても辛かったですよね!

      私はプリティのお調子者「近藤くん」が好きだったので、あのラストはちょっと悲しかったです。

      静子と異蔵の組み合わせ、びっくりしました。
      あのコンビ、ちょっと苦手でしたが最後はショックでしたね~。

      • 通りすがり より:

        最期はシリアスすぎるなぁと思います。
        近藤は作中、休養とかはあっても、引退はしてないんですよね。海腐ですら、いっとき組長から離れたのに。影虎がやられて復活してるので。
        それにしても、龍馬が現れてからの秋野さんの動きは酷いですね。近藤が不利になることばかりしてる。
        ていうのもありまして、妄想ストーリーでは、秋野はシンガポールで細々デザイナーをやって食いつないでいて、近藤と再び結ばれることで輝きを取り戻す感じにしてみました。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事


たわし&カモ子

四国の片隅で潜んでいる姉弟です。
決して怪しい者ではありません。
よろしく。

スポンサードリンク