どもー。
カモ子です。
ちょっと間空いちゃったけど、またアニメ弱虫ペダルのあらすじ書いていくよー。
今回は9話。
すごいストーリー。
目次
アニメ弱虫ペダル1期9話「全力VS全力」
弱虫ペダル 4
今回のストーリーは弱虫ペダル単行本の4巻↑で読めるよ!
鳴子が小野田に託した必殺技とは?
ケイデンスを30回転上げた小野田が今泉に並ぶ。
どちらも譲らずぴったり並んだまま走る二人。
頂上まで残り500mのところまで来ていた。
残り500メートルまでになんとか今泉に並んでおけというのは鳴子からのアドバイスだった。
「タイミングを見て『今や』と思ったらツークリックや!」と右手でギアを上げる仕草をする鳴子。
これは、鳴子曰はく「一度こっきりのビックリどっきり必殺技」だという。
そのタイミングを待ちながら懸命にペダルをまわす小野田。
双方、少しだけ余力を残し戦っている様子にワゴンの中も盛り上がる。
が、主将の金城は「小野田にはクライマーとして技術的に重大な欠点がある」と言う。
それはダンシングだった。
ロードレーサーを乗り始めたばかりの小野田にはダンシングはできないと誰もが思っていた。
今泉も、小野田の短期間での成長に関心しつつも「この勝負は俺が勝つ。ダンシングを覚えてもう一回チャレンジして来い」と立ち上がり、ダンシングを始めたのだった。
しかし、ダンシングを始めた今泉を見て、小野田は笑顔になる。
実は小野田はこの瞬間を待っていたのだった。
今泉が動いた瞬間にギアを2枚上げ、ダンシングを始めた小野田。
「さっき、鳴子くんに習ったんだ!」。
突如ダンシングを始めた小野田にワゴンの中の金城、巻島、田所、マネージャーの寒咲幹、そして兄も驚く。
今泉も突然のことにおもわずわき見運転。
鳴子は後方で小野田の健闘ぶりを思い浮かべながら拳を前に突き出していた。
全力のダンシングで今泉より少し前に出る小野田。
ワゴンの中のメンバーたちもショックが隠せない。
残り250メートル。最後のカーブが終わり、峰ケ山山頂が見えてきた。
全力で漕ぐ小野田に今泉が後ろから「させねえよ!!」と言いながら接触。
バランスを崩す小野田に、3年の先輩たちはワゴンの中で見守るしかなかったが、なんと転倒せずに立て直す。
巻島も嬉しそうに「しょ」と言う。
心の中で「させねえ。させねえよっ!」と叫び続ける今泉に対し、小野田は全力を出すことだけを考えていた。
鳴子が教えてくれた”全力”とは汗も血も最後の一滴まで絞り切ること。
鳴子の言葉を思い出しながら、小野田は本気の全力を出していた。
ワゴンの中ではこれまで冷めた調子を続けていたはずの巻島が後ろの補助席から身を乗り出し、「行けっしょ小野田ーー!!!」と叫んだのだった。
恋のヒメヒメぺったんこ!
残り100メートル。
幼いから自転車に賭けてきたこと、大会で戦ってきたことを思い出しながら、今泉は小野田の前に出た。
一方小野田はこれまでのことを考えていた。
今泉と裏門坂で勝負をしたこと、秋葉原で鳴子に出会った日のこと、入部を決意した日の屋上でのこと、
今日のウェルカムレースで皆に置いていかれたこと、
寒咲がロードレーサーを持ってきてくれたこと、
今泉と鳴子に追いついたこと、
鳴子が「根性注入」してくれたこと・・・
これまでのことを考えている時、小野田の頭の中では大好きなアニメ「ラブヒメ」の主題歌「恋のヒメヒメぺったんこ」が流れていた。
残り50メートル。
全力の全力を出し、今泉に追いつく小野田。
そこからは2人とも全く譲らない。
ワゴンの中の先輩たちも固唾を飲んで見守る。
最後の力を振り絞り、叫びながら出し切る今泉。
そして小野田もまた「ヒメーーーー!!!」と叫んでいた。
先にゴールしたのは小野田だった。
車の中で見守っていた全員が驚いた表情をしていた(ピエール監督以外)。
主将の金城、固まりながらも思わずサングラスを外す。
「峰ヶ山峠 最高地点標高1206メートル」を制したのは小野田だったのだ。
「小野田ぁぁあ!!山岳ステージは小野田が取っちまった!!」田所の声に車内が湧く。
巻島も満面の笑みだ。
「勝因はなんだろうな」というドライバー寒咲に、「体重の軽さっすかねえ」と田所。
巻島は「作戦っしょ!ダンシングをあそこまでためて出した作戦!」と興奮気味に答える。
そこに、寒咲幹が穏やかな声で「気持ち・・」と呟くように言う。
「気持ちの強さだと思います!」と笑顔の寒咲に納得顔の田所と巻島。
全力を出し切った上で勝てなかった今泉。
「また俺にはクリアしなきゃいけない課題が増えたみたいだ」と心の中で思った今泉は、スピードを上げて小野田を抜く。
先に行く今泉の後姿を見ながら、自転車ごと倒れる小野田。
寒咲マネージャーや先輩たちが慌てて駆け寄ると、小野田は途切れ途切れになりながらも「山頂・・・取りましたよね?」と確認する。
寒咲が小野田の手を握りながら「うん」とうなずくと、ようやく笑顔になる小野田。
その瞬間、熱血田所が「あとは下りだけだからゴールまで行け!山頂は取ったがゴールしないとカウントされねえ!」と激しく説得。
巻島と寒咲マネージャーが止めるも、熱弁が止まらない田所。
そこへ主将の金城がやって来て「立て、小野田」と静かに言う。
小野田の体を支え、立たせてやった金城は、小野田の頭を撫で「今日はいいレースをしたな・・・休め、リタイアだ」と告げる。
小野田は少し戸惑いつつも「はい」と返事したのだった。
ようやく頭の整理ができた小野田は、転んでしまった衝撃で借りたロードレーサーが傷ついてしまったかもしれないと我に返り、平謝り。
自分の体よりも自転車優先の小野田の姿に皆にっこり微笑むのだった。
鳴子VS今泉!
その時、遅れて山頂にやってきた鳴子。
小野田の姿を見て山岳ステージを取ったことを確信した鳴子は、走りながらも「あとは任せとき!!」と小野田とハイタッチ。
鳴子の後ろ姿を見送る小野田に声をかけたのはピエール監督だった。
ジャージを差し出しながら「風邪ひくといけないのでこれに着替えなさい」と突如現れた見知らぬ外国人に小野田がきょとんとしていると、寒咲マネージャーが総北高校自転車競技部の監督だと説明をする。
驚き、慌てて自己紹介を始める小野田に「先着替えなさい」とにっこりピエール。
新しいジャージに着替えた小野田に、ピエールは山頂からの景色を見せながら「海も山も学校も・・あなたは今日この景色を一番速く登って来た」と言う。
小野田は爽やかな山の風を感じながら「キツかったけれど・・・今日は楽しかったです」と目を輝かせながら答える。
小野田が着た新しいジャージは、山岳賞のものだった。
「あのジャージの意味、わかってねえだろうなあ」と心の中でニヤリとする田所だった。
その頃、鳴子は今泉に追いつき、必死の戦いを繰り広げていた。
ワゴンが2人に追いつく。
時折体をぶつけあいながらも必死で戦う今泉と鳴子の姿に湧く車内だったが、小野田は違った表情を浮かべていた。
完全に圧倒されていたのだ。
そんな小野田に「彼らと一緒に走りたいか?あの場所にいたいか?」と問う金城。
小野田は表情を崩さぬまま「は・・・はい」と答える。
金城は小野田の頭の上に手を置き、「だったらよく見ておけ。練習しろ、強くなれ」と告げる。
あの距離を縮め今泉に追いついた鳴子、そしてそれでもまだ抜かれまいと全力の今泉。
両者全く譲らぬ全力の走りをしていた二人。
もうゴールは目の前。
全力のラストスパートの末、先にゴールしたのは今泉だった。
亀石ダムの石碑の前で呼吸を整える今泉と鳴子。
2人の「全力」を目の当たりにした小野田は2人に近づけずにいた。
彼らの全力に比べると、自分自身の全力は全然大したことないと拳を握りしめる小野田。
そんな小野田に近づいたのは巻島だった。
「熱くなったか?そういう顔、してるっしょ。この差に自分だけ置いていかれた気持ちっしょ」と小野田の気持ちを代弁する巻島に、小野田は驚く。
巻島は続ける。
「今のお前には練習量も経験値も圧倒的に足りねえ。とにかく回すっしょ。自転車は回した分だけ強くなる」。
そんな巻島の言葉を聞きながら、小野田はもっとペダルを回して二人に追いつこうと決意を新たにしたのだった。
前回弱虫ペダル1期8話「スプリントクライム」のあらすじはこちら↓↓
【アニメ弱虫ペダル1期8話スプリントクライム】鳴子と小野田の友情!ネタバレあらすじと感想
アニメ弱虫ペダル1期9話「全力VS全力」感想だよ
全力VS全力
今回のストーリー(アニメ)はここ↑からどうぞ。
小野田スゴイ!これだから弱虫ペダルはやめられない!
やったね、小野田。
山岳賞。
ついさっきまでママチャリしか乗ったことがなかったオタクが最後尾から猛者たちを抜いて山岳ステージを制するとは。
峰ケ山峠最高地点の標高1206mだよ?!
歩いて登っても相当キツイはずなのに自転車で!
小野田の「2人と走りたい」という気持ちで懸命に前に進んだこと、
それから鳴子から根性注入してもらって、教えてもらった必殺技を使って鳴子との約束を守ろうとしたこと、
小野田の真っすぐさに毎回感動します。
私、人生でこんなに努力したことあったかな?
ヤバイ。。。ないかもしれない。
とにかく、弱虫ペダル見てるとものっすごく気持ちが前向きになる。
カモ子。お前もどげんかせんといかん!
金城さんが小野田を大事に思ってるのが伝わってくる
金城さん、一見厳しそうだけど実は優しいひとなんだよね~。
ロードレーサー初心者なのに、そのケイデンスと、そのまっすぐな心でどんどん吸収していく小野田を大事に思ってるのがわかります。
頭をよしよししたり、なんかいいんだよね~。
私が一番好きなのは巻ちゃんなんだけど、金城さんもすごく好き。
うん、でもあんな可愛い後輩できたらだれでも嬉しくなるか。
アニメ弱虫ペダル1期9話まとめ
一番くじ 弱虫ペダル GRANDE ROAD 明日へ向かって I賞 先輩リフレクターチャーム 巻島裕介 単品
うん、すごかった。
鳴子に教えてもらったダンシングで山を制した小野田もすごかったし、山での遅れを取り戻して今泉とゴール争いをした鳴子も、あれだけの山での戦いの後、間もなくして鳴子と優勝争いをした今泉もすごかった。
ダラダラすごしてるのが恥ずかしくなるね。
トイレ掃除でもするかな。
うん、そうしよう。
行ってきまー。
次回アニメ弱虫ペダル1期10話のあらすじはこちら↓↓