弱虫ペダルの巻島さん大好きなカモ子です。
最初のうちはただの現実主義者のちょっと嫌なヤツだった巻ちゃんが最近本来の巻ちゃんになってきて嬉しい限り。
今回は待ちに待った(?)合宿の回。
乞うご期待!
目次
アニメ弱虫ペダル1期12話
小野田達総北高校自転車競技部が合宿へ!
合宿に行くバスの中。
小野田が「えぇっ?!合宿って伊豆まで行くんですか?!」と驚いている。
今回小野田たち、総北高校自転車競技部のメンバーたちは伊豆のサイクルスポーツセンター。
自転車用に作られた専用コースだという。
信号もないし車もいないため、思いっきり練習に専念できると主将の金城が説明する。
鳴子が笑いながら「楽しそうなところやん!」と言った時、小野田は車酔いで吐きそうになっていたのだった。
途中下車して休憩をとる小野田だったが、一向に症状は治まらず。
連絡してあった現地到着時刻が迫っていたため、主将の金城が再出発を決める。
まだ具合が悪くて車に乗れない小野田は、後から来る寒咲兄に拾ってもらうことにして、先を急ぐ金城たち。
箱根学園の真波山岳との出会い
1人になった小野田。
近くにあった自動販売機でドリンクを買おうとするも、財布をバスの中に置いてきたことに気付き、さらに具合が悪くなる。
「み・・・水~~~!」と道路に倒れる小野田の前にドリンクボトルを差し出したのは、男子高校生らしい少年。
「飲みな」と笑顔のその少年に、小野田は「すみません!!ありがとうございます!」と夢中で飲む。
するとその少年は「自転車乗るの?」とニコニコしながら聞いてきた。
キョトンとする小野田に、「普通の人はどうやって飲むの?って聞くの。」とドリンクボトルを指さす。
小野田がドリンクボトルをなんの問題もなく開けて飲み始めたので、自転車乗りだと判断したのだとか。
思わず「刑事さんですか?!」と聞く小野田に、少年は「単なる自転車乗りです」と答える。
彼の後ろには、ピカピカの真っ白なロードレーサー。
男子高校生は、小野田に「坂は好き?」と聞いた後、自分は小田原出身で高校も箱根学園、坂と山に囲まれて育ったせいか坂を見るとすぐに登りたくなると話す。
もう3限目なのでそろそろ行くという少年に、小野田は慌ててボトルを返そうとする。
しかし、「まだ飲むでしょ。俺真波山岳。山で困ってる人は放っておけないのさ」と爽やかに言い、自転車に乗って行ってしまった。
小野田は後ろから「待って、ありがとう!それと僕も坂は好き!」と叫ぶと、真波は笑顔で親指を立てて去って行った。
真波は山を自転車でのぼりながら「坂を登っていると笑顔になっちゃう」と爽やかに笑っていたのだった。
伊豆のサイクルスポーツセンター
サイクルスポーツセンターに到着し、部屋で荷物をほどいていた今泉、鳴子、小野田、杉元。
杉元が夜に皆で見ようと思って持って来たツールドフランスのDVDの話で盛り上がるが、今泉の「先輩たちが、練習がハードで睡魔との戦いだと言っていたぞ」と釘をさす。
着替えて下見に行く小野田たち1年。
上では2年の手嶋と青柳が「今年こそ絶対インターハイへ行く!」と拳を握りしめて闘志を燃やしていた。
このサイクルスポーツセンターのコースは全長5キロ。
高低差130メートル、長いストレートと2度の登りがある。
今泉の解説を聞きながら歩いてコースをまわる1年生たち。
コース内にある激坂を見て、今朝であった真波山岳を思い出す小野田。
「またどこかで出会えて一緒に走れたら楽しいだろうな・・・」とわくわくするのだった。
小野田・今泉・鳴子に降りかかる試練
いよいよ合宿開始。
主将の金城が「1年は桜井が病欠。2年の古賀と谷口は合宿参加辞退。彼らは去年この合宿に参加しているが、内容についてこれないと判断しての辞退だ」と説明する。
それを聞いて、「そんなに過酷なの?まさか1日100km?」と心の中で不安になる杉元。
ところが金城が発表した練習内容は全く違うものだった。
まさかの、4日間で1000km走破だった。
1日250km走らなければならないという超スパルタメニューにさすがの鳴子も切羽詰まった表情。
この4日間、休憩などは各自勝手に取ってもいいが、1周するごとに各車体に取り付けれられたセンサーが反応して周回と距離がカウントされていく仕組みになっており、ごまかしは一切効かない。
その上。
金城曰はく、今泉と鳴子の自転車には特別なハンデをつけたという。
鳴子ののハンドルはマウンテンバイクのようなバーハンドルに変えられており、下ハンドルを使えないようにされていた。
そして今泉にはシフター封じ。
両者、早速苦戦を強いられることになってしまう。
そして小野田は小野田で「坂が楽しくない」ことに気付いていた。
実は小野田は告知されてなかっただけで、実は登りを封じるための仕掛けをされていた。
金城は巻島と走りながら、練習でも走らない250kmという距離を、体調管理し、コンディションを整えつつ続けるのは大変だがインターハイはそれどころの戦いではない、この合宿をクリアできないのであれば即刻戦力外だと話すのだった。
鳴子も今泉も、1周終わった段階ですでに息が切れていた。
双方、得意分野を完全に封じられており、不安しかない。
不安を感じているのは小野田も同じだった。
平坦はまだどうにか走れるものの、登りになると何かが後ろから引っ張っているようで、全然足が動かないのだ。
ついに小野田の足が止まってしまった。
小野田の救世主巻島裕介
すると後ろから巻島が「やれやれ」と言いながらやってきた。
「普通5周もしたら気付くもんなんだよ!”レースに勝ったら自分を讃えろ、レースに負けたら機材を疑え”だぜ」と小野田に伝えるものの、小野田は「何の言葉ですか?」。
巻島は頭を掻きながら「これ以上の言葉はねえなあ。金城に口止めされてるからなあ」と言い、「ここから先は俺の独り言だ」と笑う。
そして小野田の自転車にも仕掛けがされていることを告げ、巻島のタイヤと小野田のタイヤの重さを比較させる。
小野田は自分の自転車についていたタイヤの重さにびっくりするが、実際はホイールの違いだという。
「ホイールを重くするのはクライマーの手足を縛るのと同じ」と巻島。
しかも小野田のホイールは部室の隅にあった年代物。
坂道でさえ転がって行かず倒れてしまうようなヘボ具合なのだった。
「金城がやろうとしているのはクライム封じだ」。
不安そうな小野田の顔を見て巻島は言う。
「得意なものが1つだけあって、それにフタされたらどうする?待つ?逃げる?迂回する?それとも落ち込むか?
突破するっきゃないっしょ!」
独り言が終わった巻島は自転車に乗り、去ってしまう。
慌てて追いかけようとするも、ホイールの重さで前に進めない小野田に、「ギアを2枚落とせ。周回ペースは落ちるが楽に回せる」とアドバイスして行ってしまった。
言われた通りにすると、回せるようになり、小野田に希望が見えてきた。
1日目の練習が終わり、皆が寝静まる中、金城は日誌を付けていた。
金城250km
巻島245km
田所280km
青八木230km
手嶋220km
鳴子、今泉、杉元200km
小野田165km
小野田の165kmという数字をみた金城は「ほう。予想よりもいいペースじゃないか」と呟いたのだった。
(弱虫ペダル1期12話合宿初日!おわり)
前回弱虫ペダル1期11話「肉弾列車」のあらすじはこちら↓↓
【アニメ弱虫ペダル1期11話肉弾列車】金城・田所・巻島の実力|ネタバレあらすじと感想
弱虫ペダル1期12話「合宿初日!」感想
一番くじ 弱虫ペダル GRANDE ROAD ~合同合宿 in 箱根~ J賞 ハコガク・京伏プレートストラップ 石垣 光太郎 単品
総北高校自転車競技部幻の部員2年谷口
金城さんが、今回来てない部員について「1年桜井は病欠、2年の古賀と谷口は合宿参加辞退」みたいなこと言ってたけど・・
谷口って誰やねん!!!
桜井と古賀はわかるんだけど、谷口なんて弱ペダファンの私でも一度もお目にかかったことないんですけどw
総北高校自転車競技部2年谷口は永遠の幽霊部員ってことで。
巻島が夜寝てる時ナイトキャップしてた件
金城が夜中一人で日誌をつけていたシーン。
部員一人一人の寝姿が映ったのだが、なんと巻島さんがナイトキャップしてたよ~~。
(今日初めて気づいた!)
ナイトキャップって欧米のおばあさんとか、若草物語の子供たちが夜にかぶってた印象しかないんですけどw
そもそもあのナイトキャップって何のためのものなんだろう・・・と思ってググってみたら防寒とかシラミ防止(!)とか出て来てビビった。
ちなみにシラミ防止は大昔の話ね。
巻島さんの場合はあのロン毛をキレイに維持するための策なんだろうけどびっくり!
アニメ弱虫ペダル1期12話「合宿初日」まとめ
部活の合宿と聞くとなんだか厳しくも楽しいイメージがあるけれど、彼らは大変そうだねえ。
特に小野田、鳴子、今泉の3人はチャリに細工されてお気の毒に。
でも彼ら3人ならどうにか頑張ってくれることでしょう。
小野田はやさしい先輩、巻島に助け船出してもらえて良かった良かった。
走るのもままならないぐらいの細工をされた自転車で爆走した1日目。
きっと2日からは1日目の疲れがプラスされてもっと過酷なトレーニングになるはず。
頑張って。
次回弱虫ペダル1期13話あらすじはこちら↓↓