今日初めて「サチのお寺ご飯」を読みました。
私はグルメ漫画が好きなのですが、この作品も面白かったです。
基本的にズボラな性格の私ですが、これを読むと無性に料理をしたくなります。
それも、おしゃれなボンゴレ・ビアンコやスキレットではなく、見た目地味な和食が作りたくなるんです。
実はストーリーの中にあった「とうもろこしのすりながし」を食べてみたくて、とうもろこしを買ってきました。
うぅーー絶対作ってやるぞー!!と意気込んで材料を買ってきてしまうほど、美味しそうな料理が満載の漫画です。
目次
「サチのお寺ごはん」概要
原案協力:久住昌之
青江覚峰:監修
グルメ漫画の原作を書いている久住が、「料理僧」として周知されている青江のレシピ集を漫画化したものである。
青江からレシピ集「お寺ごはん」の帯の文章の依頼を受けた久住は漫画化できないか思案。
そして編集者から紹介されたかねもりが主人公「臼井幸」を生み出すことになる。
漫画のあらすじはかねもりが担当している。
サチのお寺ごはん少々ネタバレあらすじ
主人公の幸(サチ)は、27歳OL。
名前の通り幸薄いサチは、学校生活でも社会人生活でもアンラッキーな人生を送ってきた。
ある日、いつもどおりインスタント食品を買い込んでいるところを見知らぬ男性に見られ、事もあろうに「そんなごはんで元気出るの?」と声をかけられてしまう。
内心、自分でも良しとしていない食生活を見知らぬ男性に突っ込まれ、逃げるようにしてその場を去ったサチ。
とはいえ、自宅では購入してきたインスタント食品を食べたのだった。
後日、例の男性と偶然ばったり会ってしまったサチは、男性が勤めているお寺でのお花見に連れていかれる。
そこは緑泉寺というお寺で、そこで働く男性3人組とサチという不思議な組み合わせでお花見を楽しんだのだった。
お寺で出してもらった精進料理や男性たちの言葉に元気をもらったサチの心に変化が表れる。
翌日スーパーに行って、野菜や調味料を購入し、久しぶりに料理をしてみたサチ。
お寺の味そのものではなかったが、料理はとても美味しく、楽しい気持ちになっていた。
サチのお寺ごはん!登場人物
臼井幸 うすいさち
「サチのお寺ごはん」の主人公。
27歳OL。
幸薄い人生に諦めを感じており、社会人になってからはまったく料理をしていなかった。
緑泉寺の3人と、そこで出してもらう精進料理に影響を受け、どんどん変わっていく。
唐丸篤 からまるあつし
実家のお寺の跡取りになるために仏教系の学校に通っている大学生。
緑泉寺に通っている。
一番最初にサチに声をかけたのがこの唐丸である。
源導 げんどう
31歳にして緑泉寺の住職。
料理上手で幸の良い相談相手でもある。
穏やかな性格で、周りに慕われている。
サチのことが密かに気になっている。
小木武徳 おぎたけのり
精進料理を勉強するために緑泉寺で源導に弟子入りしている。
夢はオーガニック料理屋。
マキという名前の彼女持ちである。
「サチのお寺ごはん」感想
この漫画のいいところは、ストーリー内で出てくる料理のレシピが載っているところです。
詳しいレシピが載っていない漫画もそれなりに面白いのですが、こうやってきちんとレシピページがあると繰り返し読みたくなります。
また、紹介されているお料理が全部美味しそう。
洋食も美味しいけれど、こういう精進料理をささっと作れる人間になりたい!と強く思ってしまいます。
料理なんてめんどくさいーーーと思っているあなたの心にも響くはず!!!
調理するのが面倒な日にぜひ読んでほしいです。
きっと作りたくなるから。