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【キャストアウェイ】トムハンクス主演の漂流映画!ロケ地や音楽|あらすじと感想

2020年1月19日

こんにちは。

ついさっき見終わったばかりの映画、「キャストアウェイ」。

2000年公開の古い映画ですが見たことはありますか?
トレイラーを見た時はサバイバル映画だと思ってたのですが、実際はもっと深いお話でした。

今日はそんな映画「キャストアウェイ」のロケ地情報や映画を見た感想などについて書いていこうと思います。
 

目次

映画キャストアウェイとは? ネタバレ有りのあらすじ


キャスト・アウェイ (字幕版)

監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ウィリアム・ブロイルズ・ジュニア
製作総指揮:ジョーン・ブラッドショウ
出演者 トム・ハンクス、ヘレン・ハント
音楽:アラン・シルヴェストリ
公開:2000年12月22日(アメリカ)
   2001年2月24日(日本)
上映時間 :144分
製作国:アメリカ

主人公のチャック・ノーランドはアメリカの運送会社フェデックスで働くシステムエンジニア。
チャックには長年交際している女性ケリー・フレアーズがいる。

クリスマスパーティーでケリーからケリー本人の写真入り懐中時計を貰ったチャックは、夜仕事に行く直前に指輪の入った箱をプレゼントする。
「大晦日には戻るから」と言い残し、仕事に向かうのだった。

南米に向かう貨物機に乗り込んだチャックだったが、悪天候に見舞われ、コントロール不可能になる。
飛行機は太平洋に墜落するが、チャックは運よく生きていた。

必死で緊急救命ボートに乗り込んだチャックは意識を失う。

目が覚めるとどこかの島に流れ着いていたチャック。
そこは完全に海に囲まれた無人島で、動物さえいない孤独な場所だった。

 
最初は助けが来るかもしれないと期待して砂浜にHELPと文字を書いてみたり、またある日は島から逃げ出そうと試みたりするもののことごとく失敗。

チャックは、飛行機事故でチャックと共に流されたであろうフェデックスの荷物を開ける。

無人島の生活に使えそうなものは何一つなかったが、工夫を凝らし、それらを生活に役立てるチャック。
そして、荷物の中にあったウィルソンのバレーボールは友人に見立て、孤独を紛らわせようとするのだった。

ことあるごとに懐中時計のケリーを見つめたりバレーボールの友人「ウィルソン」に話しかけたりして過ごす日々。

 

気が付けば4年の月日が流れており、チャックの体は見違えるように引き締まっていた。
また、火おこしや棒を使っての漁など、不便な生活に順応できるようになっていた。

 
そんな時転機が訪れる。

ある日簡易トイレの一部が流れてきたのをきっかけにチャックは島を出ることを決意

潮の流れを計算し、いかだを手作りし、簡易トイレの一部を帆として出航。
もちろんウィルソンも一緒である。
 

手作りいかだは太平洋の大波も乗り越える。
しかしある夜大変な嵐がチャックたちを襲う。

トイレの帆は飛ばされ、いかだもあちこち傷んでしまい、チャックも疲労困憊。
嵐が過ぎ去った後チャックが寝ている間にウィルソンが流れてしまう

気付いたチャック、慌ててウィルソンを取り戻しにいこうとするも、潮の流れが速くウィルソンはどんどん離れていく。
唯一の友達を必死で追うチャックだったが、ウィルソンとの距離は離れるばかり。

チャックは大粒の涙を流しながらウィルソンに謝り続けるのだった。

 

食べ物も飲み物も友達もいないいかだの上。
チャックはもう力もなく、ただ目を閉じて横たわることしかできない。

そんな時、チャックのそばを大型船が通りかかる。
チャックは最後の力を振り絞って「ケリー!」「ケリー!」と愛する彼女の名前を呼ぶのだった。

 

無事救助されたチャック。

ついにアメリカに戻ることに成功したが、なんとケリーは既に結婚しており子供までいた。
ケリーはチャックの歯科医と結婚していたのだった。

後にケリーの自宅を訪ねるチャック。

最初は少し気まずい雰囲気だったものの、過去に2人が乗っていた車を処分せずにケリー宅に保管しておいてくれたことで以前の笑顔が戻った二人。
ケリーとの会話の中で、ケリーはまだチャックのことを愛してるという。
チャックもケリーのことを愛していると言うが、ケリーには家庭があり、もう元通りにはならない。

チャックはケリーに別れを告げる。

 
後日。
チャックは新たなウィルソンのバレーボールを手に入れていた。

そしてウィルソンと共に、島に漂流したフェデックスの荷物の中で唯一開封しなかったものを持ち主に届けにいく。
天使の羽がついたパッケージ。

家に持ち主本人はいなかったが、帰り道行き先をどうすべきか迷っていると、ある車が通りかかり中から女性が話しかけてくる。
各方角について教えてくれた彼女が車で去っていく際、荷物に描かれていた天使の羽とおなじものが車の後ろにあることに気付く。

チャックは自分が進むべき道について考えた後、女性の車を見て微笑んでいた。

 
 

キャストアウェイで使われている曲

キャストアウェイの音楽はアラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)が手掛けています。
何度聞いてもいい曲ですね。

あの無人島でのチャックの寂しさとか、苦労とか、色々よみがえってきます。

一応サウンドトラック(?)も出ているようですね。


Cast Away: The Films of Robert Zemekis & The Music of Alan Silvestri


↑クリックするとAmazonのページに飛びますが、中古品みたいですね。

 
 

漂流映画キャストアウェイの撮影場所はどこ?

ロケ地についてですが、調べてみたところ、フィジー、ママヌザ諸島(Mamanuca Islands)のモヌリキ島(Monuriki)という場所で撮影されています。
 

地図はこちら。

 
フィジーは以前行ったことがありますが、ものすごーーく海が綺麗で素晴らしい場所でした。
私が「住んでみたい!」と思った場所でもあります。

次行く時にはキャストアウェイのロケ地であるモヌリキ島に行きたいなー。

 
 

キャストアウェイを見た感想!

いやーーーー。。。
物凄く心に残る映画になりました。

すごいね、キャストアウェイ。

そして作中ほとんどのシーンがトムハンクス一人だというのに、飽きさせることなく逆に見ているものを引き込んでしまうほどの演技力。
さすがトムハンクスです。

ということで、まずはトムハンクスさんに関することから。
 

 

まるで別人!?役作りで20キロ以上痩せたトムハンクス

ストーリーの最初は普通の中年ポヨポヨ体型だったトムハンクスさんですが、4年後の設定では見違えるほど引き締まり、
お腹にはうっすら筋肉が見えるほど鍛えられた体つきになってました。
 
どうやら、この体を作るためにいったん撮影を中断してトレーニングをしていたようですね。
そして結局22kgほど痩せたんだとか。

映画やドラマの役柄のために痩せる努力をしたり、太る努力をしたりというのはよく聞きますが、
1本の作品の中であれだけ肉体改造をするのは大変だったと思います!

トムハンクス、すげー!!
 

 

唯一の友達はウィルソンという名のバレーボール

あんな大変な飛行機事故の後、辿り着いたのが動物さえいない無人島となると、その孤独は想像もできないほどのものかと。
それまで大勢の同僚や友人たちに囲まれて生きてきたチャックですから、突然訪れた孤独は相当のものだったと思います。

その中で出会ったウィルソンのバレーボール
チャックの言うことに返事はしてくれなくても、どれだけ助けられたことか!

特に、事故に遭う前からあった虫歯がひどくなった時はウィルソンがそばで見守っていてくれて心強かったと思います。

 
また、ウィルソンとは喧嘩(?)もしていました。

喧嘩してウィルソンを山の上から突き落とし、慌てて探しに行くシーンもありましたね。
完全に一人だと当たり散らす相手もいないわけで、ウィルソンは本当に良い友達だったと思います。

大の大人がバレーボールををあちこち持ち回っている姿は微笑ましくもあり、せつなくもあり。
いや、せつなさの方が勝ってたな。

 
やがて転機が訪れてチャックは島を出る決心をします。
もちろんウィルソンも一緒に。

しかし嵐の後疲れて寝ている時にウィルソンが流れて行ってしまったシーンは一視聴者である私にとっても大ショックでした。

目を覚ましたチャックが、流れてゆくウィルソンを見つけて取り戻そうといかだを離れ、必死に泳ぐものの、疲労と空腹からウィルソンのところまでたどり着かず、チャックとウィルソンとの距離がどんどん離れていく場面は多くの人が涙したことでしょう。

チャックの「ウィルソーーーーン!!!ごめんよ、本当にごめん」と泣きじゃくるチャックのシーンは忘れられません!

バレーボールを見て泣いたのは初めてでした!!
 
 

ケリーが既に結婚してて子供までいたことにびっくり

ケリーさん・・・
新しい人生を始めるの、早すぎやしないかい?

だって、チャックが死に物狂いで生きていた4年少々の間に他の男性と結婚して、子供までいるなんて。
 

チャックのお葬式も済ませたというぐらいなのであの状況で生きているとはとても考えられなかったとは思うんだけど、
それにしても早すぎないかね?

しかもこのケリーさん、チャックとの再会の時、「私はあなたが生きていると信じてた。でもみんなが忘れろと・・・」とまるで無理やり他の男と結婚させられたような言い訳してたのがけしからんね。
 

その割に部屋のあちこちに結婚式の幸せそうな写真や、子供との写真など、いろいろ貼ってたのを見ると、早々に気持ちを切り替えてそれなりに生活を楽しんでたのじゃないのかな?と。
 

チャックがケリーの懐中時計を生きる希望にしてたことや、無人島を離れてから大型船と遭遇したときに「助けて!」ではなくこの女性の名前を呼んでたことを思うと、なんだかな~、人生って難しいな~と思ってしまった。
 

その上、チャックに再会したと思えばキスをし「愛してる」発言。

きっと、愛するチャックを失ったとわかったときは物凄く苦しんだんだろうし、結婚にしてもあっさり決めたわけではないだろうから気持ちはわからんでもないが、あなたもう人妻ですよ。しかもお母さん。 

ほんと、なんだかなー。
 

・・・とドン引きするほど語ってしまうほどチャック・ノーランドに感情移入してしまった私。(;’∀’)

でも彼女の状況を理解して、きちんと別れたチャックは素晴らしいです。

大変だろうけど良い人生を送ってよね。

 

+++++++++++++++++++++++++

なんか思った以上にスゴイ映画でした。
何年か後に、さらに人生経験を積んでから見たら、また違った感想が持てそうな作品です。


彼が喜んでいるときはこちらも嬉しく、彼が悲しんでいる時は私も悲しくなりました。

豆腐メンタルな私も、何があってもしっかり息をして生きていこうと思えました。

がんばっちゃうぞい。

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