「静かなるドン」がきっかけで、これまで遠慮していたジャンルの漫画も読むようになりました。
(昔はほのぼのかコメディが好きだった)
そして今回は、何かで「おもしろい」と読んだ「ウロボロス」に挑戦。
ほのぼのでもコメディでもないので最初はイマイチかなと思ったけど、今完全にハマってます。
目次
いつの間にか19巻まで読んでしまった漫画ウロボロス
最初の1巻は特に面白いと思わず読んでました(ごめんなさい)
なんか、「ふーん」みたいな。
ヤクザと警察のコンビ?そりゃえらいこっちゃ。みたいな。
でも、読んでいくうちにストーリーに引き込まれていきました。
そして登場人物が好きになりました。
イクオやたっちゃんはもちろん、三島さんとか、日比野さんとか素敵だし、蝶野さんなんか最初キライだったけど少しずつ好きになっていって。
で、気が付けば19巻!
では簡単に感想書いていきます。
金時計は日比野首席監察官ではなかった!
私ね、日比野父がイクオに接近した当初から疑ってたんですよ。
なんだっけ、ゴルフ(だっけ?)の時に、読者にだけ金時計をチラ見せしてたじゃないですか。
あれ見て、「うわ。イクオと仲良しの日比野さんのお父さんが金時計だったのか。これからどうなるんだろ」と不安に思ったものです。
それ以来ずーっと日比野父を「金時計のあやしいヤツ」だと思っていました。
優しそうな表情の裏に見え隠れする冷徹な面・・・。普通にあやしいでしょ。普通に犯人って思うでしょ。
ところが、日比野父は金時計ではありませんでした。
犯人どころか、実は日比野父もまほろばの金時計の存在を追って来た人物で、犯人を知ってしまったために殺されてしまうんですよ!!
(大ショック!!)
ついでに言うと、日比野父を殺した人物が意外な人で、これまたびっくり。
まさかのまさか。
うん・・・人間不信になりそう。
金時計は聖副総監説もハズレ!
途中からイクオたちは聖さんのことを金時計だと思って行動していました。
が。
聖さんも金時計ではありませんでした。
本物の金時計の人物をかばうために過激な発言をすることがあった聖ですが、聖自体は人望が厚く偉大な警察官。
(金時計をかばってたけど)
なぜ聖がここまで金時計をかばっているかというと、金時計は聖にとって唯一無二の相棒だから。
イクオとたっちゃんみたいな関係
新人のころ、1人で突っ走った行動を取った結果犯人に殺されそうになった聖。
それを助けてくれた上に、聖の単独行動の責任を被ってくれたのが金時計だったのです。
それ以来、どんなことがあっても金時計のために殉じようと思いながら聖は過ごしていたのだとか。
が、口の堅い聖は相棒の名を言わなかったため、金時計の正体になかなか近づけないイクオなのでした。
イクオとタッちゃんが追う金時計は意外な人物だった
疑ってきた人物たちは金時計ではなく、では一体だれが金時計なのか?
それはイクオの記憶から辿れました。
時折、ひどい頭痛と共に起こるフラッシュバックの中に答えは隠されていたのです。
イクオとタッちゃんが長年追い求めてきた金時計、それは警視庁警視総監の北川でした。
(学校で演説中、狙撃されて重傷を負ったあの人ね)
しかもこの人、イクオが問い詰めたらあっさり認めたんですよ、あのまほろば事件のこと。
結子先生のことを思って泣いたり。
曲者やなーー。
とりあえず何年も追い続けて来た犯人の正体がわかってよかった。
(なぜか北川のSPにされてしまったイクオ、今後どうなるんだろう?)
ウロボロスのネタバレ感想!金時計の正体まとめ
ようやくわかったまほろば事件の犯人。
終わりが見えてきた感じがしますね。
でも相棒のタッちゃんは記憶喪失中だし、イクオも大変やな。(よりにもよって北川のSPにされてしまうし)
でも、タッちゃんはそのうち記憶を取り戻す気がする。
はやくイクオの元に戻ってあげて!!
また続きかきますね。