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湯浅政明アニメ「ケモノヅメ」10話(人の不幸は蜜の味)ネタバレあらすじ
大葉久太郎
消えた由香を探し回る俊彦でしたが、由香はどこにもいませんでした。
ガックリと肩を落としながら歩いていくとコンビニが。
ふらりと入り、成人誌を見ていると隣にサルの被り物をした大葉が立っていました。
「Youはもう僕のストーリーの中で出番終わっちゃってるのよ」と立ち読みしながら言う大葉。
外に停めてある車が揺れているのを見た俊彦は「由香!」と言いますが、大葉が止めます。
食人鬼を解剖して薬を作ったり、薬をたくさん作るためのクローンを作ったりしなければならないのだと。
そして、食人鬼になってしまったお爺さんとお婆さんのことを「僕があげた薬のせいなのよ、あっはっは~!」と笑い飛ばす大葉。
その時俊彦の目に留まったのは、陳列棚に並ぶ「大葉ドリンク」という商品。
俊彦の知らぬ間に大葉の作った危険な栄養ドリンクは世の中に出回っていたのでした。
「僕の作ったお薬~大人気~!!みんな暴力が欲しいんだよ~」と歌うように話す大葉でした。
由香の心のよりどころ”オーキュー”は大葉の会社だった
俊彦が慌てて車の方に行くと、大葉が俊彦よりも素早く車の前に立ちはだかります。
そして大葉が手袋を脱ぐと、若い女性のような、しなやかな手が現れました。
「あの子に聞いたよ~オーキューに行きたいんだって!」と言うと大げさに笑います。
由香がずっと心の支えにしていたオーキューとは、大葉久太郎コーポレーションの略でOQ(オーキュー)だったのでした。
人間にすると言うと食人鬼が続々と集まるので、監禁して、解体して爪をゲットしていたのです。
それを聞いて俊彦は大葉に向かっていきますが、大葉は俊彦の攻撃を軽々と交わし、突然ケモノヅメを使います。
その爪で大怪我を負った俊彦はひとっ飛び。
大葉はケモノヅメを25年も使っていると言います。
十蔵も柿の木刃も使いこなせなかったが自分だけが完全に使いこなせるのだと陽気に笑う大葉でしたが、一本の電話が入り、その場を去ります。
花畑に残されたままの俊彦を救出したのは私立探偵のボンちゃんと、ボンちゃんの頭の上にのったサルでした。
なんとボンちゃんは大葉久太郎の息子だったのです。
「お前、やばいよ。パパに歯向かったら、あぶねえよ」とボンちゃん。
大葉を止めようと思ったができなかったのだそう。
「企みに由香を利用する気だ。大葉を止めなければ」という俊彦にボンちゃんは「俺も大葉だよ」と言うのでした。
一馬も大葉に振り回されていた
そんな時、一馬と大葉が決裂。
一馬は大葉のやり方に激怒、「アンタとの関係はこれまでだ!借りた金は何十年かかってでも必ず返す」と啖呵を切り電話を切ります。
しかし一馬には求心力がなく、結局鬼封剣の仲間たちは大葉の会社に皆流れて行ってしまいます。
それは若者だけでなく、古参メンバーも同じで、みんな一馬の元を去って行ってしまったのでした。
一馬の元に残ったのはないふとほおずき信だけでした。
道場にポツンと残された3人の元に現れたのは大葉久太郎。
大葉の煽りに耐えられなくなった一馬は大葉に向かって走り出しますが、大葉の力に叶いません。
大葉は「真面目なだけじゃ人はついてこないんだよー!」と怒鳴ったかと思いきや突然食人鬼の顔になり、ケモノヅメで一馬を一撃。
大葉は利江を指名し、「ケモノヅメを使って力を示せば出て行った連中も道場に帰って来るかもしれない」と言います。
利江は尻込みしますが、「僕のやり方なら安全だし、取り込まれたりすることもないんだよ~~~~」とおどける大葉。
大葉に、ケモノヅメに挑戦したら愧封剣を守れると言われ、真剣に考え始める利江でした。
俊彦はレストランでボンちゃんと食事をしていました。
ボンちゃんはケモノヅメのことを知っており、それどころか柿の木刃に手ほどきを受け、自身もケモノヅメを使えるんだそうな。
「免許皆伝だ」と言いケモノヅメを披露するボンちゃん。
俊彦は利江の父親である柿の木刃がまだ生きていることに驚きます。
ボンちゃんによると、柿の木氏は大葉のビルの牢屋にいるんだそう。
俊彦は急に元気になり、免許皆伝の者が束になってかかれば大葉にも勝てるかもしれないから柿の木刃に会いに行こうと提案します。
「俺も入ってんのか?っていうか、俺も大葉なんだって」と戸惑い気味のボンちゃんでした。
そんな時、一馬は自分の体の変化に気付き、叫び声を上げていました。
駆け付けてなだめる利江。
絶望し、「利江、一緒にいてくれ」と頼む一馬に、利江は何があっても逃げたりしないと約束し落ち着かせます。
ケモノヅメの手を持ち、泣きそうになる一馬をやさしく抱きしめる利江。
後日利江は大葉のところに向かったのでした。
(アニメ「ケモノヅメ」10話おわり)
前回アニメ「ケモノヅメ」9話のネタバレあらすじと感想はこちら↓↓
【ケモノヅメ9話】アニメネタバレあらすじと感想|食人鬼由香の悲劇と大葉久太郎
アニメ「ケモノヅメ」10話の感想
大葉の被り物は何?サル?
由香をさらい、俊彦が立ち寄ったコンビニを訪れた大葉。
サル?ネズミ?クマ?よくわかんない被り物してました・・・。
↓こんなやつね。
大葉って出てくる度に気持ち悪さが増していってるような・・・。
しかしあんな変な被り物してる奴に一撃で倒され花畑に置き去りにされる俊彦って・・。
ボンちゃんが大葉の息子でケモノヅメの使い手!?
びびびびっくりしました。
まさかボンちゃんが大葉の息子だったとは。
そういえば大葉、「私の息子に」「私の息子が」ってよく言ってたもんねー。
しかしボンちゃんは大葉の性格の悪さは継いでなさそう。(今のところはね)
俊彦に勝手に大葉を倒す免許皆伝メンバーの一人にされててなんだか気の毒だけど、これからどうなるか楽しみ。
一馬をも癒す利江の女神っぷりに感動
利江っていい女だよねえ。
俊彦にすごく一途だったし、十蔵や一馬、他のメンバーにも気遣いができてとてもいい子。
顔も可愛いしスタイルもいいし、私は利江がすごく好きだなぁ。
いつも明るいし、こういう女性になりたい。
でもケモノヅメ手に入れるつもりなのかなぁ・・・。
道場のためとはいえ大葉の思うつぼになってるのが悲しい・・・
次回「ケモノヅメ」11話ネタバレあらすじと感想はこちら↓↓
【ケモノヅメ11話】利江に岳人に!大葉に利用される者|アニメネタバレあらすじと感想