やっほーーーカモ子です。
ホラーっぽくないホラー、見たくないですか?
この週末にでも大林宣彦監督の「ハウス」を見てみなはれ。
目次
映画監督大林宣彦さんの簡単プロフィール
広島県尾道市東土堂町生まれの映画監督。
生年月日は1938年1月9日。
2歳でブリキの映写機のおもちゃに親しんでいたというすごい過去を持つ大林宣彦さんですが、映画作りには戦争で近所の親しかった人たちが次々と亡くなったという悲しい過去が反映されています。
「幼少期に感じた死者の気配が映画づくりの原点。私が描くのは虚実のはざま。生きているのか死んでいるのか分からない人が登場する」と後に語ったんだとか。
代表作は、
HOUSE ハウス
転校生
時をかける少女
さびしんぼう
ふたり
青春デンデケデケデケ
理由
その日のまえに
この空の花 -長岡花火物語
野のなななのか
花筐/HANAGATAMI
はい~!今日のテーマである「HOUSE ハウス」が代表作の中にあるよ!
てなわけで、さっさとHOUSE ハウスの簡単あらすじ行っちゃうよ。
大林宣彦さんのホラー作品「ハウス」とはどんな映画?簡単あらすじ
[HOUSE ハウス]は、1977年公開の日本映画。
ファンタジータッチのホラー・コメディ作品だとか。
お嬢様学校に通うオシャレは、メイクやファッションに夢中の明朗快活な現代っ子。
親友のファンタとともに所属する演劇部のエースとして「化け猫伝説」の練習に励んでいる。
夏休み前のある日、オシャレはイタリアから帰国した父から再婚相手を紹介されショックを受ける。
夏休みに行くことになっていた軽井沢にもその再婚相手が同行すると知り、行きたくなくなってしまう。
演劇部の友人たちの旅行に参加することにした彼女だが、演劇部の合宿先に利用していた旅館が一時休業になったと知らされ、代わりの合宿先に伯母(おばちゃま)の家を提案する。
待ちに待った夏休み。
オシャレ、ファンタ、クンフー、マック、メロディー、ガリ、スイートの7人はオシャレのおばちゃまの家を訪ねる。
オシャレと10年も会ってなかったにもかかわらず、おばちゃまはオシャレたちを歓迎してくれる。
ところが、おばちゃまの豪邸に入ると色々不思議なことが連続して起こり始めるのだった。
HOUSEハウスはわけが分からない映画!でもそれが良い
見たらわかりますが、最初から最後まで「は?なにこれ?」と思ってしまうシーンが満載。
凡人にはわけがわかりません。
でも、それがファンタジータッチのホラーコメディなんでしょうね。
ハウスの登場人物の女子たちの喋り方がお嬢様すぎる
これ初めて見た時、「今時の口の悪い女子高生たちに見てもらいたい」と思いました。
ハウスの登場人物である女子高生たちは、今の若い子とは比べ物にならないほどお上品な口調だったからです。
カモ子!お前も相当口が悪いけどな!!!
はい、その通り。
女子高生でもないのに口が悪くて困っている私も、あの映画を繰り返し見た方がいいですね。
話が脱線しそうなので戻しますが、
「先生、結婚なさるんですって?」とか、
「あら、そうね」とか、
そこら辺の高校生からは聞いたことがないような言葉がポンポン飛び出すこの映画。
お嬢様学校ってこんな感じなんだろうか。
未だかつてこんな話し方をしたことがないカモ子ちゃんはびっくりよ。
ただね、別れ際の言葉だけは違和感。
あのお嬢様たちなら別れ際「ごきげんよう」とか言いそうなのに、なぜか皆「バイバイ!」っていうんですよ。
そういうどうでもいいところでも虜にさせられる映画。
「ハウス」はホラーのはずなのにあまり怖くない
ホラー映画なので「怖くない」なんて言っちゃダメなのかもしれませんが、あまり怖くないです。
私、ホラーは両手で目を隠しながらじゃないと見えないのですが、これは最初から最後まで1回たりともまばたきしなかったぐらい。
ただ、車いす姿だったおばちゃまが立ったり(「おばちゃまが立った!!」)、それどころか踊り出したり、
生首にお尻を噛まれたり、違う意味で怖いシーンは満載です。
まあ、見てみてよ。
ホラー映画「ハウス」の音楽が気になる!
独特です、この映画の音楽。
数年前に1度見ただけなのに忘れられません。
特にハウスのふたりーハウス愛のテーマは気が付けば口ずさんでしまうというヤバイ状態。
誰が関わってるのかと思いきや、 小林亜星、ミッキー吉野、ゴダイゴ。
なるほど納得。
あなたもこの映画観たら絶対歌ってしまうはず。
「嘘やろー」と思っている疑い深いあなたは今すぐ「ハウス」を見るんだ!!
大林宣彦監督のハウスまとめ
いいから見ろ!