カモ子です。
サマーウォーズって有名じゃないですか。
でも私、これまで見たことがなかったんですよ。
しかし、ついに見ましたーーー。
めちゃくちゃ良かったーー。
というわけで早速書いていきたいと思います。
まずは超簡単なあらすじから!
目次
アニメ「サマーウォーズ」簡単なあらすじ
oz(オズ)、それはインターネット上の仮想世界。
ユーザーはそれぞれ自分のアバターを設定して使用する。
ここozにはさまざまな行政機関や地方自治体が窓口を置いているため納税・その他手続きも行えるようになっている他、
企業はこのozにオフィスを構えていたりして、現実の世界と密接に関係している—。
健二は数学が得意な高校2年生。
数学オリンピックの日本代表になり損ねたことを未だに悔やんでいる。
普段は友人と共にOZのシステムの保守点検のアルバイトをしている。
そんなある日、憧れの夏希先輩の大おばあちゃんの家に同行するというバイトを引き受けることになった健二。
大おばあちゃんの誕生会には、日本中の親戚が集うんだという。
しかし実はこれは単なる旅行ではなく、体調の悪い大おばあちゃんを安心させるため「彼氏で、いずれお婿さんになる人」という立場での同行という、非常にスリリングなものであった。
大おばあちゃんの家で宿泊1日目の夜、健二の携帯電話に数字の羅列が書かれたメールが送られてくる。
数学が得意な健二は、辺りが明るくなるまでかかってその問題を解き、回答。
するとその後世の中は大騒ぎに。
OZはハッキングAI・ラブマシーンに乗っ取られてしまったのだ。
OZは現実世界と結びついているため、インターネットだけでは収まらず現実の社会までがめちゃくちゃになっていく。
また健二の経歴が、夏希が申告したものと大きくかけ離れていたこともバレ、こちらも大騒ぎに。(ついでに彼氏でないこともバレる)
そんな時、顔の広い夏希の曾祖母・栄は友人知人に連絡して被害の軽減を図り、事態は収束に向かう。
そしてその夜、栄は健二と花札の勝負をし「夏希をお願いします」と言われる。
しかし、栄は翌朝早くに狭心症で亡くなってしまう。
栄は生前ニトロ処方をしており、携帯電話で体調をモニターしていたという。
異常があればすぐにアラームが鳴る予定だったが、昨夜からのデータが送られてなかったようだ。
寿命だとは言うものの、諦めがつかない陣内家の男性陣たち。
混乱の原因となったハッキングAIラブマシーンを倒すことに。
暴走しているラブマシーンを倒すことはできるのか!?
夏の定番!サマーウォーズを見た感想!!
サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]
1度見ただけ(というか見たばかり)ですが、サマーウォーズが人気の理由がわかりました。
2009年の作品とは思えないほど今の時代にも馴染んでますよね。
そして家族愛が眩しい!!
皆で集まって、甲子園見てスイカ食べて朝顔愛でて、そうめん食べて・・・っていう夏を過ごしたくなりました。
サマーウォーズの主人公の名前は健二
サマーウォーズ見終わって「はぁぁ・・・いい映画だった。ところであの主人公の名前って何だっけ?」ってなったのは私だけじゃないはず。
彼の名前は小磯 健二(こいそけんじ)。
1回目見終わった時点でこのフルネーム覚えてる人がいたらすごい。拍手を送ります。
大おばあちゃん栄さんの言葉と朝顔が素晴らしい
サマーウォーズは仮想世界の話がたくさん出てくるけれど、私が一番印象に残ったのは日本の伝統的な夏の過ごし方と、家族。
特に大おばあちゃん(栄さん)の存在が印象に残りました。
90になるという年齢なのにきちんと着物を着て、シャキッと背筋が伸びたおばあちゃん。
そして、一見厳しそうなのに、素敵な言葉を紡ぐおばあちゃん。
その栄おばあちゃんの数々の言葉の中で忘れられないものがいくつかあるのでご紹介します。
「諦めないことが肝心だよ」
「あんたならできる」
「もしつらい時や苦しい時があってもいつもと変わらず家族みんなそろってご飯をたべること」
「一番いけないことは1人でいることと、お腹がすいていること」
どれもこれも、前向きになれる言葉ばかり。
言葉って不思議なもので、「もうできない」と言ってると限界が見えてくるし、
「つまらない」と言うと、本当につまらなく感じてくるんですよね。
この栄おばあちゃんの言葉は、旧家の大家族を支えてきた人の重みがあります。
何事も諦めず自分を信じてがんばろう、そしてツライ時は誰かとご飯を食べよう。しんどい時は思い出そう。
それからこの栄おばあちゃんとセットで思い出されるのが朝顔。
健二と夏希が栄おばあちゃん宅に到着したシーンから、そのすごい量の朝顔に圧倒されていました。
水色にピンクに紫に・・・色鮮やかに咲き誇る朝顔は日本の夏の風物詩。
今更だけど朝顔植えようーっと。
カズマと健二の暗算もすごかった
あのコンビいいね。
最初はカズマが男の子なのか女の子なのかさえ分からなかったんだけど、実はOZでは格闘ゲームの世界的チャンピオンとしてスポンサーがつくほどのやり手。
カズマの無口だけど頼りがいのあるところがお気に入りポイント。
そして健二の暗算に驚いてたところがかわいかった!!
そして健二の強みの数学。
ひたすら計算していくの、めっちゃかっこええーーーー!!!
あの暗算もね。
あのレベルでも数学オリンピックの日本代表逃しちゃうのか。
恐ろしや。
ドクターペッパーやときめきトゥナイト・・ストーリー以外も楽しめた
大おばあちゃん宅の大量の朝顔の花や、刺身にトウモロコシ、そうめんなどのお料理、それから静かに鳴る風鈴などもそうなんだけど、
この作品はストーリーに直接関係しない部分の描写も素晴らしかった。
栄おばあちゃんの住む長野県上田市に行く時の電車の中のDr.ペッパー(知的飲料)や、
カズマがいた部屋の本棚に並んでいた漫画「ときめきトゥナイト」など、ついつい目がいってしまうシーンが多かったです。
夏の定番映画にしたい!サマーウォーズ
見たばっかなのに、早速私の「夏の定番映画リスト入り」したサマーウォーズ。
家族で甲子園見て、夏の定番料理(スイカとかそうめん)食べて、窓辺では風鈴が鳴ってて・・・。
昔ながらの日本の夏の過ごし方をしたくなりました。
今でも田舎に住んでるけど、もっとド田舎の家に住みたい・・・。
あ、それから栄さんの息子だか孫だかが言ってた「負け戦だって戦う」という言葉も良かった。
よし、前向きに頑張ろう。