こんにちは。
カモ子です。
今日もサイコだけど大丈夫の感想を書いてみようと思います。
今回は4話。
前回やたら長くなったので簡潔にいくぞ~~!
目次
サイコだけど大丈夫3話ネタバレ有りの感想
韓国書籍 キム・スヒョン、ソ・イェジ、オ・ジョンセ主演ドラマ‘サイコだけど大丈夫’特別童話シリーズ 2 「ゾンビの子」★★Kstargate限定★★
ギドの母親とガンテの母親
いきいきしながら逃げ回るギドを見て、「僕も君と遊ぼうかな」と言ったガンテでしたが、具体的に「何をして遊ぶ?」と言われると立ち去ろうとします。
ムニョンから虚言壁を疑われると「さっきのは独り言だ」とガンテ。
結局ギドは取り押さえられ、病院に戻ることに。
その前にギドの母が現れ、「憎い父親の顔に泥を塗って満足したのか?」と言い、ギドの頬を叩きます。
そして「なぜいつも問題を起こして私を悲しませるの?」と泣きながら激しく追及した後去って行ったのでした。
ギドはガンテに「叩かれるとよくわかる、母さんは俺を憎めない。俺を愛しているから」と話します。
「愛情がこもっていると叩かれても腹が立たない」と。
ガンテは自分の母のことを思い出していました。
いつもいつも兄のサンテを中心に生きていた母。
ある夜、母はガンテを抱きしめながら、「死ぬまでサンテのそばにいて。私がサンテを育てるから、あなたは守って気遣ってあげて。」と言います。
ガンテが微笑みながら頷くと、母は嬉しそうにガンテを抱きしめ「そのためにあなたを生んだんだから」という母。
そんな昔の会話を思い出しながら病院に向かうギドの車を見送ったガンテに、ジュリは「行こうか」と促します。
が、ガンテは、「一人にできない」という理由でムニョンの車に乗り病院に向かうのでした。
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ガンテの母親ってサンテだけを溺愛していたんですね。
思ってたよりだいぶひどい・・・。
発達障害のある兄の方にかかりきりになるのは仕方ないと思いますが、「サンテを守らせるためにあなたを産んだ」ってすごい発言をする母親ですよね。
初め、母を独り占めして嬉しそうだったガンテの表情の変化を見てると可哀想で可哀想で。
よくこれでグレずに大人になれたよね・・・。
ガンテの内側に秘める本心を見抜くムニョン
出版社では「ゾンビの子」の出版停止申請が承認されたということで頭を抱えていた代表が車に乗って外出。
車の中から、ガンテに電話し、「ムニョンから『ほしい』とか『キレイ』とか言われたことはありますか?」と聞きます。
代表によると、ムニョンのいうそれらの言葉は『あなたを捕って食べてやる』と言う意味なんだといいます。
そして、ムニョンの新作が販売中止になったのですぐに次の作品に取り掛からなければならない、彼女を連れ戻しに行くのでそれまでどうかご無事で、と注意喚起し、会話は終了。
ガンテがムニョンに販売中止になった新刊「ゾンビの子」のことを尋ねると、サイン会でのサンテの騒動のことは無関係で、挿絵と内容が残酷だからだと言います。
「本に込めたメッセージは馬鹿には伝わらない」とムニョン。
その後の話の流れでムニョンはガンテのことを「子供」だと言い、頭を撫でます。
そして「可愛がってほしいと思ってるでしょ?」と。
ガンテは驚いた表情でムニョンを見つめるのでした。
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いや、これすごいね。
ガンテが子供の頃から欲していたものをピタリと言い当てるとは。
そしてガンテの心の内を表すかのように雨が降り始めるという演出も見事でした!
突然ガンテに愛の告白をするムニョンにびっくり
車の中で、採用条件だった「文芸の授業の後に父親の散歩をする」という約束を守らないのはなぜかと尋ねるガンテ。
ムニョンの答えは「約束なんてものは用が済んだら捨てるべき、ティッシュと同じ」。
父は生きてはいるが魂は死んでいるので散歩するだけ無駄だと言い、さらにはガンテの親の死因を聞きます。
ムニョンが自分の親のことを知っていることを不審に思ったガンテはなぜ知っているのかと尋ねます。
すると、買い物する時に生産地や消費期限をチェックするのと同じでちょっと調べただけだと答えるムニョン。
人も物と同じで、子供は賞味期限が過ぎた親を捨てるし、親は優秀な子しか必要としないというムニョンの答えに気分を害したガンテは無理に車を停めさせ、立ち去ろうとしてしまいます。
突然ムニョンが機嫌を損ねたことに困惑したムニョンはガンテに理由を聞きますが、ガンテは「君が他の人と違うということをすっかりわすれ、期待してた、もう期待しない」と言い歩いて立ち去ろうとします。
ムニョンは後ろから「愛してる」と突然の告白。
立ち止まったガンテに、さらに「愛してる」と大きな声で言うムニョンでしたが、ガンテはため息をつき、歩き出します。
ムニョンは追い打ちをかけるように「あなたを愛してる!愛してるわ!告白してるのに逃げるの?あなたを愛してる!!」と叫びますが、振り向かずに歩いて行ってしまったガンテでした。
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唐突過ぎてびっくりしました。
うん、唐突すぎるだろ!!
その上、やれやれといった感じで相手をせず立ち去るガンテと、ヒステリックに「愛してる」と叫び続けるムニョン。
なんだろう、ちょっと面白かったです 笑
ムニョンが1人で車で帰りながらプンプンしてるのも面白かったです。
人とは違うムニョン
夜、生家であるお城のようなお屋敷に到着したムニョンは、一足先に到着していた出版社代表と遭遇。
ソウルに帰ろうという代表、「ここにいちゃダメだ、お前の母親はここで・・」と言いかけて慌てて口をつぐみます。
代表が帰ってから、ムニョンは鏡の前で髪をといていました。
髪をときながら、昼間ガンテに言われた「君は他の人と違う」という言葉を思い出していました。
実はムニョンが子供のころ、母親からもそう言われていたのです。
「あなたは他の子とは違う、特別な子だ。あなたは私なの」と言う母のことを思い出すムニョンでした。
代表は1人でガンテの友人ジェスが営むピザ店に立ち寄っていました。
そこにやってきたジュリを見てその爽やかで明るい笑顔に一目惚れします。
ジュリはこの日、院長にムニョンの処分について意見を求められ「クビにした方がいい」と発言していたのですが、それを悔やんでいました。
別々の席でビールを飲む二人は、それぞれムニョンのことを考え、彼女についての独り言を言いながら夜を過ごすのでした。
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ムニョン、あの家で夜一人になる度に母親の影らしきものが現れますね。
なんだか重い十字架を背負っている様子のムニョンです。
ギドの父親に殴られるガンテ
翌日、ギドの父親とその取り巻きがOK精神病院を訪れました。
院長とムニョンとガンテに土下座を求めます。
その時病院にいた院長とガンテが対応。
話の中で、ギドの父親クォンはギドのことを「役に立たない子は必要ない」と言います。
その発言についてきくガンテに「親は子供が必要な時に産む。自分の親に聞いてみろ、役立たずな子が必要かどうかを」と答えるクォン。
ガンテが「それなら生むな」と声を荒げると、クォンはガンテを殴ります。
ガンテを殴ったその瞬間は監視カメラに収められていました。
院長はその映像をばら撒くと脅す作戦を思いつきます。
サンテが病院の壁の前で依頼された絵について考えていると横に憧れのムニョンが現れます。
サンテの携帯カメラでツーショット画像を撮影するサンテとムニョン。
そこにジュリが現れるとムニョンは父を散歩に連れて行くといいます。約束違反だと怒られたからその人に機嫌を直してほしいんだと。
その後サンテは中庭でムニョンの似顔絵を描きました。
出来栄えをみて喜ぶムニョン。
サンテに会いに現れたガンテは、ムニョンともっと一緒に居たがるサンテを一喝し、ムニョン1人を人気のないところに連れ出します。
ムニョンはガンテの顔が赤くなっていることに気付き「誰にやられたの?仕返ししてやる」と言いますが、
ガンテは「悔しい ? それとも悲しい ? 今の感情が何なのか君は分かっていない。中身は空なのにうるさく響く空き缶みたいだ。僕を理解しているかのような口ぶりはやめろ!君には一生僕がわからない。」と言い、何も言えないムニョンの前から姿を消すのでした。
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悲しいシーンが多かったです。
ギドの父親の傲慢な態度に自分の母親を重ねるガンテ。
世の中にこんな思いをしている人がいると思うと悲しくなります。
「役立たずな子は必要ない」なんてよくそんなことが言えるわ 怒
絵本をきっかけに・・
ムニョンの前にジュリが車いすに乗った父親を連れて来ました。
ムニョンが父親に「私がどんな娘か忘れた?」と聞くと、「なぜ今もお前が生きているんだ、死ね怪物」とムニョンの首を絞めます。
父親はスタッフによって取り押さえられましたが、ムニョンの目からは涙がこぼれていました。
サンテをスタッフに任せ、先に帰るガンテは、バスの中から歩いて帰るムニョンを目撃します。
家に到着し、サンテのステゴサウルスのマスコットを洗いながら、ムニョンにきつく当たった自分の発言を思い返すガンテ。
サンテのカバンを整理していて見つけたムニョンの絵本「ゾンビの子」。
感情のない主人公とその母親のストーリーであるその「ゾンビの子」を読み、ガンテは泣きます。
帰宅したジェスから、ムニョンが父に首を絞められた話を聞いたガンテは、ジェスのバイクで雨の中飛び出していきます。
濡れながら歩いているムニョンを発見すると、自分が着ていた上着を羽織らせ、ムニョンを抱きしめたのでした。
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ムニョンの過去についてはあまり描かれていませんが(サイコな場面以外)、重い過去がありそうですね。
そして同じく辛い過去を抱えるガンテくん。
ガンテの心を見透かすような態度のムニョンに、ガンテは強い嫌悪感を示し、キツイ態度を取っていましたがそれは閉ざしてしまった心の扉をこじ開けられるのを阻止したかったのかと。
それからムニョンの絵本、「ゾンビの子」。
挿絵と内容が残酷とのことでしたが、実際のお話はそんなに残酷じゃないですね。
表面だけ見るとグロくて残酷なのかもしれませんが、実際はせつなく悲しい中にぼんやりした温かさを感じる内容でした。
また、それを読んで泣くガンテの姿もすごく印象的でした。
サンテとガンテって、一見全く違う性格のようですが、実は共通する部分があるのかもしれないですね。
前回「サイコだけど大丈夫」3話のネタバレ有りの感想はこちら↓↓
【サイコだけど大丈夫3話】ガンテとムニョンの距離!少々ネタバレ有りの感想
サイコだけど大丈夫4話まとめ
韓国書籍 キム・スヒョン、ソ・イェジ、オ・ジョンセ主演ドラマ‘サイコだけど大丈夫’特別童話シリーズ 2 「ゾンビの子」★★Kstargate限定★★
あー、ヤバイです。
前回ダラダラ長く書いてしまい、「4話は簡潔にいきます」と宣言したにもかかわらず、前回より長くなってしまいました。
これはもう、「感想」ではなく「あらすじと感想」だよね。
ヤバイ。
次こそは簡潔な感想が書けるようがんばります。
次回サイコだけど大丈夫5話あらすじと感想はこちら↓↓全然簡潔じゃないw
【サイコだけど大丈夫5話】ムニョンとジュリの戦いが見もの!ネタバレあらすじと感想